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シリーズものとは知らずに読みましたが、1冊で2本読んだ充実感があります。現代のスーパー&ポテトの話よりも戯作の江戸時代の方が話に入り込めました。だからといってあのからくりはちょっと納得いかないんですけど…
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いよいよ〈ポテトとスーパー〉シリーズ、フィナーレ。というか、読み終えて、ここで終わらなくてもまだ続くんじゃないのとか思ってしまった。相変わらず作中作が生きてくる設定は結構好きです。シリーズ未読の方は「仮題・中学殺人事件」から読むことをお薦めします。ある意味私のミステリ好きの原点の一つですね。
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まあ、おもしろかった。
表紙のPOPな感じとは裏腹に、意外に登場人物たちの
感情とかが暗いとゆーか、なんとゆーか・・・。
その分、スーパーさんが、突出して明るい(?)ので
作品内でのバランスはとれてる感じ。
ちょいちょい実際の作家名や作品名がでてくる上に、
ラストには、この作品自体、元となった事件の話だった、という構成に、現実と作品との境界線がゆらぐ。
なるほど、そーゆースタンスかあ。
作品内の作品(江戸もの)は結構おもしろかった。
とゆーか、こっちの方がおもしろかったかも。
まあ、結末は・・・だったが。
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ポテト&スーパーシリーズ遂に完結。なんとスーパーが妊婦さんになっちゃってるので、あまりな活躍は無理かなあ、と思いきや。さすがはスーパーですね。このシリーズは完結でも、生まれてくる子の行く末が楽しみかもしれません。
殺人事件に過去の神隠し、そして作中作の原稿に隠された謎、と謎解きの面白さが盛りだくさん。軽い読み心地ながら、充分に楽しめます。随所に登場するミステリ作品がいろいろあるのも、ミステリ好きとしては気になっちゃうところです。
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ポテトとスーパーのシリーズの最初の作品「仮題・中学殺人事件」を読んだのは自分がリアル中学生の頃で、それから30年ほど経ったいまそのシリーズの作品を読んだかと思うと感慨深い。
変わらぬテンポで小気味よく読めたのと、相変わらずメタ構造で仕込みが入っているのも面白い。