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ワイン
2024/01/07 16:55
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投稿者:hamu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワインに対して知識がない人でもサラっと読めるような初歩的な感じの内容だったので、読みやすかったと思います。
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むかし趣味を作ろうと、毎月数本のワインと教材が届く通信教育に登録したことがあった。お金をかけたのだからと、その後も何本か5-8000円ほどするワインも試したし、ワイン試飲会にも参加して高いワインを飲んでみた。結果わかったのは、鼻の悪い私はワインを趣味とするべきではない、ということだった。
ところが、コロナ禍の夏の終わり、私は高級ホテルのフランス料理付き一泊が通常の実質1/5の値で体験できるコースを見つけた(gotoだけでなく県民割引、食事券諸々合算)。そこで私は、久しぶりの「マリアージュ」を体験した。高級料理を然るべきワインに合わせれば、料理とワインはいよいよ豊かに香り高く円やかになるのである。ここで出ていたワインは、おそらく定価2-3千円台の「はずさないワイン」だったと思う(グラス1500-2000円)。私は、またあの体験をしたくなった。私が健康のために毎日1/4ボトル飲んでいるデイリー赤ワインでは分からない世界がある。‥‥というところで、この本に出会った。
ここにあるのは全て1900-2400円のワインである。書いていることは、昔の教材を簡略化して現代風味をつけたようなことで、とてもわかりやすい。というか、今になって物凄く頭の中に入った。何十年かけて私も学習してきたのだと思う。決定的に不足しているのは、テイスティングの体験値だろう。
50本のワインを試してみたい。本の中に書いている「品種の違い」「土地の違い」「生産者の想い」を自分の舌と比べてみたい。またマリアージュ(今はペアリングというらしい)を体験したい。しかし、通販で買えば、基本的に全部送料が必要である。私は試しに岡山市で一番在庫が豊富なお店で50本を探してみた。店員は本をパラパラと捲るだけで判断してくれた。在庫が全部頭に入っている。凄い!「一本もない。でもワンランク上のプティシャブリならあります」そうだろう。ワインとはそういう酒なのだ。たとえ名酒でも、出逢うのは一期一会なのである。300円高いシャブリを買って帰った。
このプティシャブリ。コルトー家が営む歴史の若い作り手。ステンレスタンクで醸造。つまり現代派。私もシャブリは好きで、プリミエクリュの5000円台のシャブリも飲んだことはある。これは2600円。それでも美しい琥珀色、雫も良い、一口飲むとミネラル感いっぱい。流石にいつものワインよりも二味ぐらいバリエーションがある。そして合わせたのは惣菜の鯖の南蛮漬け、安いモッツァレラチーズ、アーモンド、しめじ味噌汁でした。ペアリングで味変を感じたのは1ヶ所ぐらい。修行が足りないのか。いや、安い食材は安い味しか無いからこうなったのかもしれない。次は高いお寿司を買ってくるべきか。ホントは生牡蠣が1番わかるんだけど。
あと49本の試飲がある。どうしようか。
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ワイン知識ゼロの状態で読んでみた。当然だが、最後の方の上級者向けの章やワインリストなどは、わからない単語や表現が多くてまだ手が出せない感じがした。最初の初級者向けの章は、凝った表現なども少なくとてもわかりやすかった。とりあえず、この本の中盤くらいまでを繰り返し読みながら、テイスティングの数をこなし、本書が勧めるように、感想を口に出してみたいと思った。
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<目次>
はじめに
ステップ1から5飲みながら読み進めて上級者へ
ステップ1超初心者のために~ワインは難しくない
ステップ2初心者のために~品種を知り産地の特色
ステップ3中級車のために~ポストコロナのワイン術
ステップ4上級者のために~料理とワインの合わせ
ステップ5真の上級者を目指す~ワインライフを充実
P138アプリVINICAで、テイスティング名人になろう
10年前の出版、同じ著者、
おうち飲みワイン100本の第2弾。
ワインのボトルの説明でなく、教本的なところが
わかりやすい。
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ワイン上級者はうんちくではないらしいが、どうしてもワインの本や雑誌を読むと蘊蓄に見えてしまう。
そもそも読まなければ良いのですが…愚痴ですいません