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副題の「他者の森をかけ抜けて自己になる」に
ひかれて読んでみたものの
その言葉の指し示すものは
私が勝手に思ってた薄っぺらな
イメージとは違っていて
もっと深いものでした。
しかし人間って
ホントに孤独な生き物なのね。。。
自分で頑張って生きていくしかないのだわ。
とほ~
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心理学における先端的な自己理論の一つである「対話的自己」についての、極めて優良な入門書。
アイデンティティの議論、自己の議論、自己形成の議論…などが整理されている。
著者自身も相当に研究に行き詰まった中で、この理論に出会ったらしく、そうした著者の歩みや実体験も絡めて、非常に興味深く読める一冊。
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[ 内容 ]
「私」はどのようにして「私」になるのか?
人は、どのように他者と出会い自己を形成していくのか?
さまざまな「私」の衝突をどう調整しているのか?
ジェームズの自己論、エリクソンのアイデンティティ論、ハーマンスの対話的自己論…多彩な理論から自己形成の本質を解き明かす。
[ 目次 ]
第1部 自己形成の根源としての他者(他者とつながろうとする力;他者を一体的な関係で学習する;他者へのポジショニング;他者の森をかけ抜けて自己になる1)
第2部 青年期の自己形成論(自己発達から自己形成へ;対話的自己の世界観1;対話的自己の世界観2;ポストモダン社会におけるアイデンティティの二重形成プロセス;他者の森をかけ抜けて自己になる2)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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近頃はアクティブ・ラーニングで儲k……もといよくお見掛けする筆者だが、本業はこちら。「他者の森をかけ抜けて自己になる」の喩えがそのまんま著者のポジショニング概念をあらわしているといって過言ではない。自分が思っている自分と、他者から見た自分が整合性を保つように調整しながら、人は自己形成を行うのだという。著者は京大教授。高学歴イケメンだが独身。
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自己形成の心理学―他者の森をかけ抜けて自己になる。溝上慎一先生の著書。自己形成は他者との出会いを通じてできるもの。他者の森をかけ抜けて自己になるという素敵なタイトルに本書の内容の本質が凝縮されています。