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紙の本

セント・フォースも若手育成の段階へ。定番の主力級を外し、新顔だけで挑むチャレンジ型写真集。

2010/08/08 22:59

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:光森長閑 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これまでもセント・フォース所属のキャスターを取り上げた冊子については幾度か取り上げてきました。小林麻央さんや皆藤愛子さんら人気者、中田有紀さんら実績十分なキャスターを中心に揃えるという構成が定番で、品格と華やかさあふれる良質な誌面に毎度喝采を送ってきました。
 ただ、高い好感度を誇りながらも、内容が平板化し、紋切り型に陥りつつあったことから、「TG Intelligence」の書評では「ただ集めて見せるだけでなく、切り口や人材発掘面など、何らかの工夫がそろそろ必要」と書いたところです。
 そうした機運はセント・フォースも理解していたところだったのでしょう。今般発売になった同社キャスターの写真集はタイトルも「fresh & sprout」と、新顔中心にメンバーを絞ってきました。
 主力級の人たちをあえて誌面から外し、若手を育成しようという心意気は大いに買えます。
 先頭にはフジテレビ「めざにゅ~」から岩崎千明さんを据えています。高校講座「地学」の大澤亜季子さん、同じく「世界史」の寺田ちひろさんと、NHK教育テレビではお馴染みの顔ぶれも揃っています。女優として期待されていた田井中蘭さんが同社の所属になっていたのは驚きの発見でした。
 ただ、まだまだ主力級がいないと、今回本誌に登場しているメンバーだけでは薄味に感じてしまいます。新顔中心ということで長野美郷さん、高見侑里さんあたりは登場してくるのかとも思いましたが、それもありませんでした。セント・フォースのホームページによると「新しい部門として、主に大学生を中心とした「cent.FORCE sprout(スプラウト)」を発足いたしました」とあり、ここに所属している顔ぶれを中心に選抜したということのようです。
 一般的な芸能プロダクションであれば、女優やタレントの期待株を一冊の写真集にまとめて顔見せを行い、育成の場とする手法はよく用いられるものですし、読者の側としても新たな応援対象を見出す貴重な資料ともなりえます。しかしながら、キャスター業を中心としているセント・フォースがこうした手法を取ることには若干の違和感を禁じえません。もしかしたらタレント業へのシフトを打ち出そうとしているのかとも思いましたが、本誌の帯にははっきり「フレッシュなキャスターたちのオムニバス写真集」とうたってあり、特段そうした意図があるわけでもなさそうです。
 局アナからフリーになった落下傘型の人でなければ、新顔には当然育成の場が必要です。セント・フォースというプロダクションも実績の拡大とともに広く人々に認知されるようになり、このタイミングで本誌を出版したことからも同社が新たなステージに達している感は強く伝わってきます。
 ただ、それが写真集という場が適当だったのかという点は考えてしまうところではあります。ましてや、写真集という場で勝負するのであればなおのこと、他の同年代の芸能人を押しのけるだけの強いタレント性が求められることになります。上記の主力級の人たちであればそれはクリアしていますが、この点について本誌については一読者として太鼓判を押せる確信は現時点ではまだ持てていません。とりあえずは星を1つ減じることで当座の評価としたいと思います。
 ちなみに本誌の出版元はワニブックスです。このところすっかりオタク・アキバ系世界の会報化している「アップトゥボーイ」擁する同社から正反対の内容の写真集が刊行されたというのも奇縁と感じます。

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