紙の本
これって殺人未遂ですよね
2021/08/15 09:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本で毒親という言葉やその意味、存在を知った。怖い!著者に恵まれていたのは、理解ある友人がいたことと、危機を察知して行動に移せる気力と知識があったことだと思う。よく公開してくれたなあとも思う。
毒親を肯定する気持ちは微塵もないが、この人たちが毒親になってしまった背景も少し知りたくなった。どんな環境だったり育ち方だったりすれば、ああいう子育ての思考になるのか。
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自分と重なる部分が多くて泣きながら読んだ。縁を切る方法も具体的に書いてあり、周りの人の支援でかなり状況が改善することが分かり、希望が持てた。今は親からの経済的支援がないと生きていけないが、余裕ができたら縁を切って親とは関係なく生きていきたいと思った。
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2021/03/14予約
読んでいる限りの印象では、私の考えていたものと違う印象でした。
言動は確かに普通の親とは違います。
ただ、うちの親も同じではないものの、かなり変わっていたのだと気付きました。
私も母親とは絶縁です。
親は選べないし、産まれてくる子どもも選べない。
それでうまくいかない時は、このような選択があっていいと思う。
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著者の実体験による毒親からの逃げ方です。
あとがき読んで泣きました。
ここに出てくる父親は私のくそ親父と似ていて、読んでいて度々しんどくなった。
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毒親から、物理的に縁を切れる方法。
うわぁ…としか言いようがないです。
どうしてこうも、後継ぎにこだわるのか、もですが
勝手に自営の会社に子供を登録…。
完全に、都合のいい道具あつかいです。
逃げ出そう、と思考が動けたのは
拍手ものです。
戸籍を抜けられるのは知っていましたが
閲覧制限、きちんと理由があれば
そういう状態でも使えるのだな、と。
誰かの参考書になれればいい、と思います。
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私の親とテイストが似た毒親が登場してきた。私の親は性的虐待や身体的虐待も含めたオールラウンダー毒親なのに比べて、著者の親は心理的虐待特化型毒親といった感じでこれもなかなか強烈。多くの被虐待児は毒親と過ごしている時期は薄々異常性に気づいてはいても「そこまで大したことない」と思っていて、離れて初めて程度の大きさに気付く。実際私も、虐待を受けていた長期間親と縁を切るという選択肢は少しもなかった。
残念だったのは、大半が著者が受けた虐待についての内容であり分籍と閲覧制限の説明のボリュームが抑えめだったこと。役所に行って相談してみたら「分籍は必要ないですよ。閲覧制限してたら血縁者でも見れません。」との事で混乱。税金に関する話のくだりも、馬鹿の私にはよく分からなかった。