紙の本
マンガもいいけど小説もいい
2023/08/31 10:05
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画で興味を持ったのですが、この方の絵を少々苦手に感じるせいか読みにくい部分がありました。小説だと人の心情が描かれているので、マンガでは理解が浅かったことが判り、内容の深さを感じることができました。
紙の本
読みやすい
2021/02/04 07:10
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投稿者:梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
集英社文庫らしく読みやすいです。
原作の雨瀬先生の絵柄から感じ取れるキャラクターの個性、特に高柳先生の独特の雰囲気は、文字情報のみになると少し薄まってしまうように思いました。また、原作と比べるといくつか削られたエピソードがあり、削られた割に卒業までは描かれていないのが残念です。
しかし、漫画よりも詳細にキャラクターの心情が描かれている部分は読んでいて楽しかったです。ストーリーは気になっているけど雨瀬先生の絵が苦手だなと思う人が身の回りにいたら、小説をおすすめするのは有りです。
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漠然とした好奇心から人生の目的は開ける
原作よりも、言葉としての迫力がいっそう増している気がした。
言葉の贈り物をありがとう。
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倫理の授業は受けた事がないけど、ミステリアスな高柳先生に引き込まれてスラスラと読めました。
最後のディベートのところだけはちょっと難しかった。
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高柳先生の倫理の授業は、難しい言葉が並べられたもの。でも、その回その回にキーワードがあり、読者はその「キーワード」さえ胸に刻み時にじっくり考えてみればきっと何かのヒントになる。短い本ながら、一つ一つのテーマを深掘りし答えを出さず様々な立場に立たせる高柳先生は読者にとっても良い先生になり得たのではないだろうか。
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冷静沈着でいて、感情を表には出さない。ときどき出す感情もすごくクールな先生。
それでいて、イケメンなんて…
それはそれは、ステキでしょう(笑笑)
たかやな先生の半生を語ってくれるのかな〜と期待していたんだけど、それはなかった。
暗い落ち着いた話なのかと思ったら、そこまで暗くもなかった。
高校生くらいの若い方が読むと、共感できる場面がたくさんあるんじゃないかなと感じました。
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登場人物がつらい目に遭う作品が基本的に苦手で、漫画だと特にそういうシーンがあると読めなくなってしまうので小説版にしました。
細かい展開については特に言及しません。高校生たちが先生も人間なんだと気付いていく過程も含めて倫理であると思いました。
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マンガもドラマも見ていないので、代わりに一読。
倫理を体系的に理解するには『正義の教室』の方が分かりやすかったが、こちらはストーリー寄り。倫理教師・高柳によって、生徒一人ひとりが悩みに向き合うことになる姿が学園ドラマっぽい。
確かに、倫理は「学ばなくても将来ほぼ困ることはない」が、高校生という多感な時期に学んだことは自分自身の糧にもなった気がする。
印象に残った言葉
・ショーペンハウワー
我々は他人と同じようになるために、厳しい自己放棄によって自身の四分の三を棄てねばならない
・キルケゴール(実存主義)
誰もが顔も名前も失った“匿名の人”になっている
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元々漫画を読んでいて、本屋で小説版を見つけ、興味本位で買って読んでみました。
読みやすさで言ったら、漫画の方がいい気がするけど、小説にしか無い表現(高柳先生が煙草を吸っている仕草、雰囲気の表現の仕方)が個人的にはいいなと思いました。
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漫画読んでからこちらを。
臨場感が凄い漫画なので小説版でどうなるのかと思っていましたが、雰囲気はそのままでとても読みやすかったです。
倫理勉強したくなりました。今からでも遅くないかな。