声優ラジオのウラオモテ #04 夕陽とやすみは力になりたい? みんなのレビュー
- 著者:二月 公, イラスト:さばみぞれ
- 税込価格:715円(6pt)
- 出版社:KADOKAWA
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先輩たち4人を通して「自分たち2人の将来」を照らす新刊
2021/03/13 17:14
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投稿者:みどり玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕陽とやすみの声優の仕事を軸にしている当作品は、
毎巻「問題と苦悩と解決」の多くを登場人物の『やすみ(本名:佐藤)』目線で描きながらも、相方である夕陽(本名:渡辺)の心情を描かず、行動や仕草のみ描写している。
本作品は、「声優として尊敬しているが、私生活の本人としては、コイツだけは、嫌い。なぜか引き下がれないという2人の少女の『素直』になれなさと、ときおり見せる【素直な場面】をニヤニヤと楽しめる。
この場面の良さは、『ただ女子高生が、並んで行動している』だけでなく「この2人の関係だからこそ発生する、シリアスな、問題」が、黒色によって、白色が引き立つように相乗効果を出しているように、私は思える。
今回も、夕陽とやすみの声優としての問題が2つ発生する。1~3巻までの「今、見える問題」ではなく「将来は、どうなるか」という問題を提起し、安堵させる結末を描き、心動かされた。
今回、声優先輩の4人、2人組2組の姿を通して
「夕陽とやすみの関係性は、このままでは、こういう問題が起きるのでは?」という声優活動とラジオの先の見えなさと、解決する希望が、描かれている。
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