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シリーズ4作目。
いやあ今回もとても良かった。
今巻はあらためてやすみと夕姫がお互いのことをどう思っているかを問われるお話。
ラジオ企画でこっそり本音を撮られたり、相手への本音をラジオで読まないといけなかったりとか、なにこの羞恥企画^^ いやこれは恥ずかしいよなあ、軽く死ねる。
そしてそれだけじゃなく、乙女のピンチに絡んでやすみに突きつけられた問いに対する彼女の答えがまたすごいんだよなあ。
ライバルとはどういう存在なのか?
夕姫に対するやすみの強い強い想いが胸を打った。
それでも、と思うのだ。そんなライバルがピンチになったら……。
乙女と紅葉はあの後なにを話したんだろうね。
話さなくても分かったのかも。そんな気がする。
最後に次巻での展開を匂わせる引きで、次もとても楽しみ。
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内容敵にもかぶらずに、全体としてのストーリーも維持しながらここまで熱量を保ってエピソードを書けるのがすごいなあ。
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いつまで忘れないでいてもらえるのか、
いつまで働けるのか、
誰かに求められる、
オーディションに呼ばれたり、
オファーを受けたり、
その瞬間一気に盛り上がってやってきます。
自分の身体のことも心のこともわからなくなるように
なってしまう。
自分の心に気づかない、
ただ何かに追われている。
新しい仕事に挑戦することができなくて、
昔の仕事だけを繰り返し繰り返しやっている。
何十年も求められ続けて、演じ続けられる人って
どんな人なんだろう。
何年前には一気にもてはやされたけど、
いつの間にか名前が出なくなる人。
一番難しいのが、幸せはそれぞれなんですよね。
本人として、少し抑えた働き方が幸せな人と、
休む余裕もないくらい仕事がある方が幸せな人と、
それぞれ違います。
酸っぱい葡萄になってなければ良いけど
さぁどうなんだろう。
今回の物語で感じるような恐怖。
焦りをエネルギィにしながら。