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「墜落!謎の宇宙船」
突然空から落ちてきた。
これまで経験してきたことのレベルがおかしすぎて、これぐらいの事じゃ皆大して動じなくなったのはある意味凄いな。
落下してきた光が見えたのなら、最終的にどこに落ちたかぐらい簡単に突き止められそうだけど。
「七転八起、一葉の将来」
リアルでの再会に対戦。
手と口が別の生き物の様に動かせるからこそ、対戦中に簡単に普段と変わらない話題で会話する事ができるのだろうな。
「再襲来!我が妹」
騒ぎを聞き訪れたのは。
自分の知り合いが住んでいる場所がネット上で有名になっていたら、誰だって心配になるだろうし慌てて来るだろうな。
紛らわしい看板を置いておくから起きた事だろうが、一体誰があんな所に置いていったのだろう。
「さらば、真夜中の移動販売店!」
最後なのに挨拶できぬ。
普段と変わらず慌ただしい様子ではあるが、もうこの光景も見れないのかと思うと少し寂しく感じる様な気もするな。
「終幕!地底アパートよ永遠に」
迎撃をするにあたって。
素人の寄せ集めだとしても一人一人が持つ力を発揮すれば、自分より強い相手にだって打ち勝つことが出来るんだよな。
各々転移した場所からお金もないのに、どうやって帰ってきたのか少し気になるところだよな。
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★地底アパートvs宇宙海賊
【感想】
・そしておたのしみはつづく。
【一行目】
ついに買ってしまった。
【内容】
・一葉くん、インベーダーゲームの筐体を買う。宇宙船が墜ちてきたのはそのせいかもしれない?
・ニコちゃんの宇宙船を直すためハンズでお買い物。
・ニコちゃんはいわば宇宙警察みたいな存在のメンバーだったようだが闘った敵、宇宙海賊たちの宇宙船の残骸が見当たらない。
▼地底アパートについての簡単なメモ
【宇宙海賊】他の星を侵略する。原住民を皆殺しにしてから開発を始めるタイプと、原住民を使役して開発するタイプがいる。後者のひとつ「鯱」はニコが闘って殲滅した。
【エクサ】一葉が「遅刻しちゃう」とおにぎりをかじりながら曲がり角で運命的なぶつかりをしたイケメン。同じ大学への留学生にして二人目の「未来から来たアンドロイド」。マキシとは異なる時間軸の存在のようだ。
【大旦那】メフィストの言う「大旦那」は神様のこと。
【加賀美薫】210号室の住人。18歳の大学生でツインテのモデル。主人公と最初に出会ったときの第一声が「キモッ」。
【葛城一葉】主人公。大学生のネトゲ廃人。馬鐘荘の202号室に入居することになった埼玉県民。ファウストいわく「君には、英雄になれる素質がある」。新宿界隈のゲーセンでは「鮮血のブラッド」の二つ名で呼ばれる。物質世界に依存している存在。要するにノーマルな存在。
【葛城二葉】一葉の妹。高校生。兄に対するアタリはキツいが嫌っているわけではないようだ。
【カノン】赤髪のイケメンゲーマー。
【教授】インディなんちゃらって人っぽい男。さまざまな食品を開発している。「アンモナイトパン屋」としてアパートのなかを徘徊していた。その後地底おでんやモグラ饅頭なども屋台で売っていた。
【迎手/ゲーテ】魔法薬からファンシー文具まで取り揃えている雑貨店。ドクダミと正露丸を足したような臭いが充満しているらしい。地底アパートへの入り口でもある。
【業】地下アパートは住民の業の深さによってフロア数が増えていくので、住民になるには業が必要だが、生きている限りほとんどの人は業を抱えることになるのでそれほどハードルは高くない。
【閃光のリヒト】新宿最強ゲーマー。一葉を先輩と呼ぶ。
【たま】恐竜ヴェロキラプトルの幼生。人の想いから生まれた存在。
【地底人】強いて言えばモグラに似ている。
【チバニアン】地磁気逆転の証拠となる地層。ゆるキャラもあるらしい。
【天の国】ファウストが脱出してきた、いわゆる天国。平和と幸福が義務らしい。
【ドードー】第三巻でアパートの地底世界から脱走した。ぷりぷりしたお尻がかわいい。
【永田】一葉の大学での友人。
【ニコ】ある日アパートに墜ちてきた宇宙船から現れた一見赤髪の美少女。実はすでに成体。異星人のようだ。ずるいほどかわいいので一葉くんは悶絶する。動揺すると「はわわ…」と言う。
【ハダカデバネズミ】女子に人気の地中の生き物。永田はカズハはハダカデバネズミみたいだと言った。じ��、モテモテだ。
【馬鐘荘/ばべるそう】地底アパート。西池袋にある。入居者の業の大きさだけ深くなる。主要登場人物以外にもそれなりに入居者はいるようだが地下四階あたりだとまばらき埋まっている程度。
【表紙カバーのイラスト】第一巻はおそらくはだが、いちばん大きく主人公。彼が抱えてるのはたま。その斜め後ろにいるのは加賀美薫て、さらに斜め後ろにいるのはマキシ。左上にいるのがメフィさんか。読んだ感じより若く見える。第二巻もメンツは同じ。第三巻はマキシと新キャラのエクサ。第四巻はカズハくんと、薫さんと、タマさんに、カズハくんが持ってるのはたぶん落花生なんやろな。第五巻は面々とマーヤやね。エクサがいない。気の毒に。
【ファウスト】隣の錬金術師。あのファウスト博士で死人だが今や無駄にアツいガタイのいいお兄さん。かつてはメフィストフェレスの相棒だったが今は「ロクデナシ」呼ばわりされている。マキシのメンテナンスも行える技術を持っている。ハンズで材料をゲットしてDIYに勤しんでいる。いつかはハンズの材料で生命創造にもチャレンジしたい。
【マーヤ】地底人の女の子。だいたいカズハと同い年。
【マキシ】201号室で暮らすお隣さん。完璧なイケメンにしてアンドロイド。正式名称はMAXIMUM-β17(まきしまむべーたせぶんてぃーん)。自称「未来から来た猫型ロボット」。ロケットパンチも撃てる。可能性から生まれた存在。
【マキシの製作者】「人間は自然から生まれた。そして、人間が生み出すものもまた、自然の恩恵を受けたり、自然からヒントを得たりして創られている。自然を支配することは愚行であり、傲慢だ」(第三巻p.117)と言っていたらしいがマキシは今製作者の詳細を思い出せない。
【御城彼方/みじょう・かなた】地味な男子大学生。千葉県民だが有楽町に住むセレブ? で仏教系の大学に通う。
【メフィストフェレス】雑貨店「迎手(ゲーテ)」の店主兼アパート「馬鐘荘(ばべるそう)」の大家さん。メフィさんと呼べばいいらしい。マスキングテープでデコりまくった手帖を使いブログもやっている。ちゃんと豊島区への納税も果たしている。
【モササウルス】一葉たちと食うか食われるかの闘いを経た後地底アパートの食卓に供された。
【ロケットパンチ】マキシのロケットパンチは自動的には戻ってこないのでいまいち使い勝手が良くない。
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地底アパートシリーズも終わりか・・。だいぶ寂しい。ロボット大戦、恐竜、巨大概念チーバくん、地底人色々出てきたけどとうとう宇宙人まで。ニコかわいい。両性具有でカズハの新たな扉が開きかけたけど、とても分かる。カズハ、私とかたい握手をしましょ。宇宙海賊"鯱"との戦い、彼らが地球に降り立ったとき戦争と人類蹂躙の始まりか!?と思ったらまさか地球グルメに目覚めて戦意喪失してるとか・・平和が過ぎる。最高の終わり方でした