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地底都市に行ったり、富士山の火山噴火を止めたりとスケールが大きい。巨大ロボや巨大チーバくん以上だ。地底人のマーヤへの淡い想いを抱く一葉。粘土板には胸が暖かくなる
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「到達!未知なる地底都市」
地下から感じた違和感。
ここの家主である彼女すら把握していない新たな階層なら兎も角、全く知らない生物達や都市となると話はべつだよな。
明らかに敵意を持っている彼らは、何故このアパートの地底に現れて都市を築き上げたのだろう。
「前途多難、エクサのアルバイト」
突然告げられた今後に。
確かに彼には、もっと人と関わり何かと学ぶべきことが多いだろうが不安しかないな。
優秀な性能を持ち考え方としては間違ってはいなくとも、彼のやり方を本当にしてしまうと効率のみになりそうだな。
「衝撃!地底人との交流」
彼の開発したアプリは。
人同士の翻訳では無く地球外生命体とでもいうのだろうか、全く知らない者の言葉まで翻訳できるのは凄いな。
確かに地上に災害が生じた際、地下にいると安全かもしれないが地震などが起きた時は一番に被害に合いそうだな。
「奇妙奇天烈、モグラまんじゅう!」
路上で販売していた者。
このタイミングで、モグラという単語を聞いたら彼も出会ったのか等と考えてしまいそうだな。
路上販売をする上で許可も取らず、ここまで堂々とやっていたら逆に余程な事がない限りバレないのかもな。
「緊急!地底都市の危機」
横穴を掘っていた訳は。
彼女は巫女だから知っていたのか、何処かで知識を得たのかしらないが一人で背負い込むには重荷すぎるだろう。
偶然出会って意思の疎通をする事が出来なかったら、彼女達の都市どころか地上も大変な事になっていたな。
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【感想】
・ボーイ・ミーツ・ガールやね。切ないカズハくんでした。
【内容】
・今度は地底人の国とつながっちゃった。これはイメージの世界なのか可能性の世界なのかリアルの一環なのか。
・地底人の女の子、マーヤのことがなぜかカズハは気になる。
・地底世界を調べているうちに未曾有の災害が迫っていることを知った一行。回避できるのか?
▼地底アパートについての簡単なメモ
【エクサ】一葉が「遅刻しちゃう」とおにぎりをかじりながら曲がり角で運命的なぶつかりをしたイケメン。同じ大学への留学生にして二人目の「未来から来たアンドロイド」。マキシとは異なる時間軸の存在のようだ。
【加賀美薫】210号室の住人。18歳の大学生でツインテのモデル。主人公と最初に出会ったときの第一声が「キモッ」。
【葛城一葉】主人公。大学生のネトゲ廃人。馬鐘荘の202号室に入居することになった埼玉県民。ファウストいわく「君には、英雄になれる素質がある」。新宿界隈のゲーセンでは「鮮血のブラッド」の二つ名で呼ばれる。物質世界に依存している存在。要するにノーマルな存在。
【葛城二葉】一葉の妹。高校生。兄に対するアタリはキツいが嫌っているわけではないようだ。
【教授】インディなんちゃらって人っぽい男。さまざまな食品を開発している。「アンモナイトパン屋」としてアパートのなかを徘徊していた。
【迎手/ゲーテ】魔法薬からファンシー文具まで取り揃えている雑貨店。ドクダミと正露丸を足したような臭いが充満しているらしい。地底アパートへの入り口でもある。
【業】地下アパートは住民の業の深さによってフロア数が増えていくので、住民になるには業が必要だが、生きている限りほとんどの人は業を抱えることになるのでそれほどハードルは高くない。
【閃光のリヒト】新宿最強ゲーマー。一葉を先輩と呼ぶ。
【たま】恐竜ヴェロキラプトルの幼生。人の想いから生まれた存在。
【地底人】強いて言えばモグラに似ている。
【チバニアン】地磁気逆転の証拠となる地層。ゆるキャラもあるらしい。
【ドードー】第三巻でアパートの地底世界から脱走した。ぷりぷりしたお尻がかわいい。
【永田】一葉の大学での友人。
【ハダカデバネズミ】女子に人気の地中の生き物。永田はカズハはハダカデバネズミみたいだと言った。じゃ、モテモテだ。
【馬鐘荘/ばべるそう】地底アパート。西池袋にある。入居者の業の大きさだけ深くなる。主要登場人物以外にもそれなりに入居者はいるようだが地下四階あたりだとまばらき埋まっている程度。
【表紙カバーのイラスト】第一巻はおそらくはだが、いちばん大きく主人公。彼が抱えてるのはたま。その斜め後ろにいるのは加賀美薫て、さらに斜め後ろにいるのはマキシ。左上にいるのがメフィさんか。読んだ感じより若く見える。第二巻もメンツは同じ。第三巻はマキシと新キャラのエクサ。第五巻は面々とマーヤやね。エクサがいない。気の毒に。
【ファウスト】隣の錬金術師。あのファウスト博士で死人だが今や無駄にアツいガタイのいいお兄���ん。かつてはメフィストフェレスの相棒だったが今は「ロクデナシ」呼ばわりされている。マキシのメンテナンスも行える技術を持っている。ハンズで材料をゲットしてDIYに勤しんでいる。いつかはハンズの材料で生命創造にもチャレンジしたい。
【マーヤ】地底人の女の子。だいたいカズハと同い年。
【マキシ】201号室で暮らすお隣さん。完璧なイケメンにしてアンドロイド。正式名称はMAXIMUM-β17(まきしまむべーたせぶんてぃーん)。自称「未来から来た猫型ロボット」。ロケットパンチも撃てる。可能性から生まれた存在。
【マキシの製作者】「人間は自然から生まれた。そして、人間が生み出すものもまた、自然の恩恵を受けたり、自然からヒントを得たりして創られている。自然を支配することは愚行であり、傲慢だ」(第三巻p.117)と言っていたらしいがマキシは今製作者の詳細を思い出せない。
【御城彼方/みじょう・かなた】地味な男子大学生。千葉県民だが有楽町に住むセレブ? で仏教系の大学に通う。
【メフィストフェレス】雑貨店「迎手(ゲーテ)」の店主兼アパート「馬鐘荘(ばべるそう)」の大家さん。メフィさんと呼べばいいらしい。マスキングテープでデコりまくった手帖を使いブログもやっている。ちゃんと豊島区への納税も果たしている。
【モササウルス】一葉たちと食うか食われるかの闘いを経た後地底アパートの食卓に供された。
【ロケットパンチ】マキシのロケットパンチは自動的には戻ってこないのでいまいち使い勝手が良くない。