投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
面白いな と思ったのは
大抵の猫本は 自分の愛猫について
語るものだけど
仁尾さんは 保護猫の面倒も
見てらっしゃるから
ちょっと困ったな と思いながらも
猫を育て
良い人にもらわれて欲しい
とご縁を望み
そして もらわれた後の
寂しさを少し噛み締める
でも わが家を思い出すことが
ないくらいに幸せになってほしい
自分を通過していく猫たち
ぐっと涙がでそうな
猫への愛もあれば
つい本来の名前と
違う愛称がついてしまうことや
猫に囲まれて 身動きできない寝姿など
ほっこりする 短歌とエッセイ
イラストの三位一体で
心地よく読むことが出来ました
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
イラストが、とにかく可愛い。
癒やされる、ほっこり。可愛い。
短歌とエッセイ、「あるある〜」と共感する点も多く楽しく読んだ。
でも、私は『エサ』という言い方を受け入れられない。
保護して里親と繋げる、難しい子は自宅に迎えるって簡単に出来ることではなくて命を繋ぐ『筒のような』ってあったし、情がうつらないように一線をひいているからなのかなとも思うけれど。
ほんの数日だとしても共に暮らす猫に、(愛)情がわかないようにするなんて、猫好きにとっては苦行だし…
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
猫のいる家に帰りたい
短歌っていいね
想いがギュッて詰まってる
猫との暮らしの
喜びや楽しさや悲しみや切なさや
あふれていて
あらためて
猫との暮らしの尊さを感じて
大切にしていきたいと思いました。
私はこの本の
「小泉さよ」さんのイラストが大好きで。
猫の表情や仕草が
やわらかくて、やさしくて。
何度も見てしまう。
手帳やノートなども愛用しています。
favorite sentence
・愛に似て生温かくやや痛い猫におでこを舐められている
・もらわらていった子猫にこの家を思い出さない未来を望む
・嬉しいと「る」の音で鳴く猫がいる悲しいときの音は知らない
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
愛猫が逝って、しばらくは読めずにいたこの本。
保護猫とくらす仁尾さんのポカポカするような
猫との日々が短歌に収められている。
「誕生日すらわからない猫なので命日くらい見届けるのだ」
野良猫あがりの愛猫を看取った日は
私にとってはただ辛いだけの日だったけれど
この短歌で私は救われた。