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大好きだった「ズッコケ三人組」作者の短編集。
こんな作品かいてたんだ。。。
表紙絵もばっちり有ってます。
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短編集。
ズッコケ三人組の作者さんですね。
ただ世界観は全く異なる作品。
一応児童書というジャンルに分類されていると思うんですが、大人も大人なりの読み込みができるお話ばかりかと。
テーマが今現在も古びていないんですよね。
ただ、児童書の短編王、星新一作品をたくさん読んでいると、きっちりとしたオチを期待してしまう習慣ができていて少し物足りなくも感じる。
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那須先生の怖い話は底しれなくておもしろい!そしてやっぱり少年の話はその年代の視線で書かれていて、すごいなと思う。150413
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中東で起こった戦争をきっかけに世界各地で核爆弾が爆発。避難したシェルターの中でひとり生き残った少年は(表題作)。卒園6年後に行われた幼稚園の同窓会で、だんだん全員が思い出しはじめた死んだあの子のこと(「約束」)。30年前に書かれた鮮烈な短編10篇がよみがえる。
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読んでいるうちに、子どもの頃の感覚を思い出す。
「ガラスのライオン」は宝箱を埋める話。あのそわそわとドキドキ。
山登り、山小屋、と来たらなんだか怖い話だと思うのはわたしだけ??思い込みから予想外の展開だったのが印象的。
夫を亡くした女の話「お民の幽霊」は、女の心情がいじらしく切ない。
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なんとなく手に取ったんですが思った以上に重かった…。
子供時代って一番イヤな大変だったな~と今考えると思います。人間関係は濃密だし、経済力は無いし、逃げ場がない。
集団心理が働くから、孤立すると救いは無い。
子供の頃のイヤァな記憶が色々とよみがえりました。ライオンの置物の話とかイヤな話だなぁ…。
約束もイヤな話だったけど。
でも、こういう子供の頃の感覚を忘れずに大人になっても書けるってすごいなぁなんて思いました。
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期待せずパラパラとめくって結局一気読み。
面白かった!というか、無垢なような子ども時代は、実はそんなことはなく、と来し方を振り返ることもできた作品。四編の短編集。純粋で、邪悪で、卑怯で、弱くて、残酷で、達観した子どもが出てくるけれど、そんなところあったなあと思い出させてくれる。
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児童文学もこのくらいシビアなの良いなぁ。面白かったです。
子どもの世界もほのぼのだけではないので、それがちゃんと書かれるのはいいな。未読で生きてきたズッコケ三人組の作者さんのようです。
シビアでも希望の持てるお話もあったり、ブラックなまま終わったり、様々でした。
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短編集。那須先生らしくエッジのきいたストーリーラインと明快な描写。中でもちょっとミステリ感ある日野浦の話が好きです。