投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
有閑階級の若者バーティと有能すぎる執事ジーヴスの、さらっと読めるユーモア短編。思わずくすりと一人笑いしてしまう。100年前の話とは思えない読みやすさは、翻訳者の努力の賜物だろう。イギリス人なら誰でも知ってる有名なシリーズなんだって。日本でいうならなんだろ…のびたとドラえもん??違うか…。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
お金持ちだけど、愛すべきおバカさんな主人公バーティーと、どこをとっても完全無欠な天才執事ジーヴスの物語。静穏な暮らしを望むバーティーですが、そのお人よしが災いしてか、恋愛体質の親友や、何かと口うるさい伯母、愉快な双子などが次々とトラブルを運んできます(笑)そのトラブルひとつひとつは本当にくだらなく些細な事ですが、その可笑しさが愉快でいいです!読めば読むほど好きになり、今度は何が起こるの?と最後までわくわくしながら読めます。もうおしまいだ!と思われるトラブルも、最後はあっさり綺麗にジーヴスが解決してくれます。
日本人には馴染みのない比喩や引用なども一部ありますが、話が理解できないほどではないですし、日本文学では味わえない趣があって勉強になりました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ヘンな柄の服を着、頼まれ事は断れないボンクラ貴族のバーティー。常にトラブルに巻きこまれる彼を毎回鮮やかに救うのは、頭はキレるが時にご主人様にすらSな天才執事ジーヴス!始終笑えるコメディです。2人の巻きこまれるてんやわんやを見守っていると、元気がでます。
長崎大学:バーティー・ウースター
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
イギリスでは有名な古典らしい。
バーティー&ジーヴスのコンビは、ホームズとワトソン並の人気があるとかないとか。
バーティー、またはバーティーの周りの人間が持ち込むトラブルを、ジーヴスが素晴らしい機転のよさで解決するコメディ。
キャラも話も面白いんだが、訳が分かりづらいという難点もある。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
なるほど面白かった。
バーティーが一人称で炸裂させる類まれなる比喩は絶品。
この面白さ素晴らしさは他に記憶がないなー。
(記憶がない=あまり覚えてないという可能性大)
内容はジーヴスの超人的な活躍・・・なのかと読む前は思っていたけれど、
そこまでの超人的活躍ではなく、意外に地味に裏でこっそり・・・という感じ。
派手な演出を期待してしまったので、個人的にやや盛り上がらず不完全燃焼。
もっとジーヴスを全面に出して欲しかったな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
愛すべき執事もの。
面白いけど一気に読む感じではなく、ふとした時に一話ずつ読みたい。一度に沢山読むと、お友達のオバカさんぶりにちょっとイラッとさせられちゃった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
英国民になりたい、と思う。
肌とか身体に染み込んだ英国の空気があればより面白く読めるのだろうと思うと、悔しい以外の何もでない。
そんな空気感がわからなくても、十分にジーヴスとバーティは魅力的なのでぐんぐん読めた。
先が知りたいからどんどん続刊を読む!のではなく、
何か本が読みたいがコレといったものはない、時に続刊を読んでいきたい印象。
言い回しが翻訳ものっぽく、流し読みした部分もあるのでこのシリーズを通して翻訳アレルギーを克服したい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
英国ユーモアってこういうのか、と言いたくなるような、このおバカさんっぷり。
執事・ジーヴスがスーパーなのか、主人・バーティがおバカさん過ぎるのか…
なんてことのない出来事がなぜか大騒動に。
テンポのよさと場面設定の変化のバランスがよく、あくせくしないで読み進められる。
がつがつハマりこんで読む、というより、ちょっとした息抜きに暢気に読む、という、ゆるゆるな感じで読める。
文春版もでているが、国書の森村さんの訳が個人的には好み☆
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
やっぱりこの主従が好きだ。
漫画版や、文春文庫の『ジーヴズの事件簿』とかぶってるものがだいたいなので、それらを先に読んでる人はあまり新鮮味はないかもしれない。
けどこのドタバタと緩い感じのユーモアがくすっと笑わせてくれて癒やされる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
いやまぁ、言語としては確かにおもしろいんだけど、あんまり楽しめない。ジーヴスだけを見るならそりゃ楽しいんだけど、あちこちの言い回しも訳もすごくいいんだけど、「バーティーを」楽しめない。こんなに精力的に(でもアホなんだが)動き回る奴は「ぐうたら」ではないでしょうし、いい年した若旦那が分別無さすぎてイラっとする。もっと若い頃に読めば素直に楽しめたんだろうなぁ。バカの相手は疲れる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
スパッツと靴下を巡る仁義なき戦い!ジーヴスは結構頑固で言いなりにならないのが面白い。日本でも元ネタにした作品がいっぱいありそう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
タイトルはずっと知っていたけど、なかなか手に取る機会がなかったものを、やはり面白いらしいと聞いて読んでみた。
うん、おもしろい。
バーティとジーヴスの、「ご主人様の服のセンス」に関する冷戦状態がなんかしらんけど好き。それぞれの立ち位置と能力をある程度自覚していながらも、譲りたくない一線がちゃんとあるのだなあ、と感じられるのが良いなあ、と思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
シャーロック・ホームズものと同時代の作品らしいが、今でも充分通用する読み物だ。
ネットで紹介されているものを偶然見つけて、読んでみたのだが、確かに面白い。
主人公バーティーのみせる引用なんかは、英米知識人の教養があるとさらに奥深い意味合いを汲み取れるのだろうが、いかんせん平均的日本人の教養を持つ自分には、さっぱりわからないことだらけで、そこが唯一本書を楽しめない部分である。
執事のジーヴスが様々な問題を、時にはブラックなユーモア交えて解決していくという話の進行は、「謎解きはディナーのあとで」を思わせるものがある。もっともこちらの方が100年ほど前に創られているのだが。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
抱腹絶倒間違いなしとか言われてるけど、そこまでではなかった。
執事が活躍する話なら、セイヤーズのバンターの方が面白い気がする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
コミカライズでハマったので原作を読んでみるチャレンジ。18の章は2つくらいでひとつのエピソードとなっており、短編集?長編?と不思議な構成。訳者あとがきに「本来短編小説として書かれたものを編集、加筆して長編小説の体裁にしたもの」とあり、ほうほうなるほど、と。帯に書かれているような「抱腹絶倒」モノというよりは、じわじわーっと面白くてクスクス笑ってしまう読み心地。少しばかりおバカだけど愛すべきご主人様・バーティの語り口とも相まって、ほのぼのユーモアといった感。恋多きお騒がせ男ビンゴと友達でいられるバーティもすごいけれど、彼に運命を感じたロージーがもしかして一番すごいのかも。