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初めはちょっと不気味に感じられた主人公。
読み進めるうちに親しみが感じられて。
アイスを食べているシーンと、虹が出るシーンが好きです。
ちょっとくせになりそうな絵本でした。
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ある雨の昼下がり、おねえちゃんとぼくがるすばんしていると、へんてこなやつがやってきた。ダルノクというその子は、空の上からきたんだって。アイスを食べると部屋の中で雪が降り始めた。お家にかえりたいというダルノクを、なんとかしてあげたいぼくたちは…。
独特の世界観が面白くて、なんとなく忘れられない絵本。
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今回の訳は大好きな中川ひろたかさんだった!愛着がわく、かわいくて不思議なお客様だった。また会えるかもね。
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【きっかけ】著者の別の作品を読んでいておもしろかったため
この著者の絵本のシリーズは登場人物の表情に力が入っていて感情がくっきり伝わる。
今回はこころ模様がその場に気象現象としてあらわれる「おかしなおきゃくさま」、英語では「The strange visitor」。小さな子どものような「おきゃくさま」がかわいく人間の子どもを彷彿とさせる。
『天女かあさん』もその後に読んだ。コンセプトは似たような印象。どちらの話にも「卵」がでてくるので、なにか特別なモチーフなのかもしれない。こちらのお話では、卵の変化が部屋の中に小さな気象現象を起こしている。めんどうみのいいおばちゃんと大阪弁の組み合わせがより親しみを感じさせる。
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図書館で借りました。初めての韓国の絵本。味のある不思議なキャラクターの一挙一動に大ウケの息子たち。母にはよく分からず、終始置いてけぼりな感じでした。
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「あめだま」がとても印象に残っている
ユニークな人形、精密なセット
すべて一人でやっておられるとか
ひえ~
いわゆる「かわいい」お人形ではなく、でも魅力的
大迫力
子どもの心ギュッとつかみますよね
韓国の人気絵本作家さん
≪ またあいたい おおそうどうの おきゃくさま ≫
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かわいかったけど、ペクヒナさんの他の作品と比べるとちょっと弱いかも。
空からきたおかしくてかわいいお客さん。
大変だったこともあとから思うと恋しくなったりする。
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けして、可愛いとはいえない造形の「おきゃくさま」。でも、ひきこまれちゃいます。
物語も楽しかったですが、手作り(と思われる)テーブルやソファなどの調度品が、楽しい!
韓国の作家さんなのですね。
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雨の日におねえちゃんと留守番していたらおかしなお客さまがやってきた…。
ちょっと笑えるけど、ちょっと不気味な、なんともふしぎなお客様。
このおかしなお客様に振りまわされるきょうだいたち。
変わりやすい天気のようにころころと気分が変わり、へやの中でも外でも大慌て。
だけど一生懸命にお世話するきょうだい。
はちゃめちゃな感じ爆発。
何これって‼︎思ってしまうお客様。
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ペク・ヒナさんは作品を作って写真に撮る絵本作家さんなので、インパクトの強いキャラクター達や家の隅々までじっくり見入ってしまいます。
雪や水の作り込みなんかすごいです。
ぼくがお客さまに出会った瞬間のあんぐりした表情もとてもいい!
今回は食べたものや気分で周りの空気を変えてしまう、おかしなお客さまのお話。
虹の場面が温かでステキ。そしてそこに現れる兄の間の抜けた雰囲気、なんとも言えない(笑)
物語は不可解ですが、作品としては素晴らしい。
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〝韓国で抜群の知名度を誇る絵本作家〟と紹介のあるペク・ヒナさんの人形アニメ-ションをつかった絵本。 或る雨の日の昼下がり、幼い姉弟が留守番をしている。そこへ飛び込んできた得体の知れない迷子の子。「ぼく、チョン・ダルノク。お家へ帰りたい」 「きみ、家は何処なの?」 「あの空のうえ。雲に乗って来たんだけど、雲がなくなちゃって・・・」 お腹がすいたチョンくんは、もらったパンを食べて大きなオナラを放ったり、アイスを舐めたり、冷蔵庫から卵を取出したりと、家じゅう大騒ぎに・・・。やがて「弟がお邪魔していませんか?」
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6歳児の感想:そんなにはすきじゃない 雪とか降るのはいいな ちょっとだけ役立つ 水浸しになるのは嫌だ
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おねえちゃんとぼく、二人だけでお留守番しているところにおかしな子が訪ねてきた。
その子が食べたり泣いたりすると不思議な事がおきて…。
筆者らしいユニークな作品で、人形もストーリーも楽しい。
他の作品にもよくでてくる雲や卵がこの作品にもでてくる。丸いものやふわふわした物がすきなのかな。
とにかく理屈抜きで楽しい作品。
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人形写真で作られた絵が、表情も含めて、リアルで少し怖いかなという印象。ストーリーもよく分からなくて、子供ウケも悪かったです。
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自称『人形いたずら作家』ペク・ヒナの2018年作は、大きな絵本のサイズ感も加わって、素朴で心温まるアナログの魅力が詰まった、細かいジオラマの美しさや撮影の演出の仕方にも、より拘りを感じられたのが印象的だった。
それにしても、ペク・ヒナはこういった来訪者もののお話が好きなのかなと思わせた、前回の天女に続いて、今回はてるてる坊主のように見える、個性的な子どもが姉弟の家を訪ねて、「おうちにかえりたい」と言うが、それは雲の上にあるようで、そんなのどうすればいいのかと思ったが、物語の主旨はそこではなかった(もちろん重要なんだけど)。
その時、最初に応対した弟は、涙と鼻水を流しながら切々と訴える「チョン・ダルノク」(てるてる坊主の名前)の様子を気の毒に感じ、持っているパンをあげたが、それを一気に平らげたダルノクの小さなお腹が破裂しそうなほどに脹らみだしたと思ったら、そこから、プ、ププ、ププププ、ブオーンと、まるで突風が吹いたようなおならを・・・フフフ、これ、完全に笑い取りに行ってるでしょという狙いがありありだけど、子どもは特にツボにハマるかもしれず、その見せ方も上手い(ダルノクの顔がまた・・・)。
しかし、ダルノク本人は「なんで ぼくに あんなもの たべさせるのさ!」と、逆ギレしてしまい、どうやらおならは本意では無かったようで、その彼の怒りのボルテージと共に台所の気温が上昇していき、今度は、その暑さに耐えかねた姉が(おならの音に何事かと思って出て来た)、アイスをダルノクにあげたら雪が降り出してしまい、その何とも極端な天気模様は、まるで子どもの純粋な感情をそのまま表しているとも思われた時、物語の主旨が見えてきたような気がした。
ダルノクは見た目こそ全く違う、人間とは異なる特別な存在だとは思うけれども、それでも子どもであることには何ら変わりはなくて、その彼自身の心の叫びがもたらす様々な変化に驚かされはしたものの、それくらい子どもの心の中には、激しいほどの純粋な思いが息づいていて、本書ではそれを目に見える形で具現化したことによって、子ども自身の内に潜む様々な思いを、面白くも切実に教えてくれたのだと感じると共に、そうした子どもの時だけのキラキラしたものを大事にしなければといった思いにも駆られた、それは、終盤の夢を見ている美しい光景にもよく表れており、姉弟にとっては、きっと可愛い弟と一緒に過ごしたような気持ちだったのだろうなと感じられた、爽やかな読後感が印象的だった。