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メタでもミステリを名乗る限りミステリであって欲しい。事件がスゴイ適当なので肌に合わず。一冊通して座談会っぽい。
メタなら綾辻や東野圭吾がやっていた感じぐらいの品質はあってほしい。もっと増加博士と目減卿が目立てばよかった。シオンくん出すぎ。好きだけど。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。
2009/1/31 つくばからの帰りに読了
登場人物達が読者に向かって語りだすメタミステリだが、これもちょっと着いていけない感じ。相性が悪い、という感じか。
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★☆☆ メタ・ミステリで、登場人物と話せる♪笑
二階堂さんの作品はこれが初めてかな?
なんとなく気になってた作家さんで、今回手にとってみた。
これはメタ・ミステリ(だっけ?)と呼ばれる作品の手法。
つまり、作品中の登場人物が、自分が作品の中の住人だと分かっているのです。
短篇集で読みやすかったし、面白かった♪
他のも読んでみようー。
(2008.07メモ→2010.04ブクログ)
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メタミステリって、自分は嫌いだったかなって思ったりする。内輪受け的な話は正直かなり好きだし、この作者の作品にしても、物語と同じくらいに、あちらこちらにあるうんちくが好きである。しかし、これについてはちょっとやりすぎのように感じた。
登場人物が、自分を作品中の登場人物であると自覚している物語は確かにある。この短編集の中でも言及されているし、ほかにも例は挙げられる。でも、それはあくまで物語のスパイスのようなものであってほしいと僕は思う。これを読んでいると、知的な興味はそそられるのであるけど、なんか故障の方が多いステーキを食べているような気がした。せっかく、おいしいステーキなのに。
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メタ・ミステリー。
メタ・ミステリーという言葉とその意味をこの本で初めて知った。
これはこれで、なかなか面白い。
被害者役の人が自分でそうだと言っちゃうから、暗くならない。
この本の中では、最後の塔の話が
一番おもしろかった。
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メタ・ミステリーということで、登場する人物が、小説中の人物であることを自覚しているという、しかもそういう話であることが最初から明らかにされている面白い設定。
内外を問わず色々な作家名や作品名も出て来て、非常に内輪話的な話もあり、二階堂黎人という作者のことがよく分かる。
内容的には、海外の古い推理小説を読んでいるような感覚で、トリックを解明する「推理小説」を久々に読んだ、という感じ。
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メタミステリーというジャンルを初めて読みした。
劇をやっているような登場人物のセリフなどはあまり頭に入ってこず読みづらかったです。
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10年以上前に購入して積ん読だった本。「Y」の悲劇」の正バージョンは20年くらい前に読んだけれど、まったく覚えていない。3編ともメタミスならではの味わい。途中までは普通のミステリっぽく進むので、メタミスでない解決があるなら読みたかった。エジプトのピラミッドって強制労働ではなかったと聞いたことがあったような気がしたけれど、ネットで調べてみたら、そういうことが分かってきたのはここ数年のことだということで、15年くらい前に書かれた本書で強制労働説で書かれているのは致し方がない。