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[墨田区図書館]
この本の前に借りて来た二冊の方が分かりやすいしやや実践的かと思う。特に巻頭に二枚だけ差し込まれたカラーページ以外は、全頁白黒で言葉による説明も多めなので、子供にはややとっつきにくい。
ただその反面、xy座標の置き方(1章P.28~)や弾丸の計算方法(3章P. 90~)など、ただやり方を説明するのではなくなぜそのやり方を推奨するのか、その理由などもしっかりと説明されているため、こういう説明の方が納得がいく子や、ある程度出来るようになってから、改めて確認を込めて読むと自分でも意識していなかった仕掛けや理由に気づけることもあるかもしれない。
■➀たのしくまなぶPythonゲームプログラミング図鑑
スクラッチをやっていた人や初心者に。ただ最初から②で学んで支障がなければその方が◎。
■②Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座
③までの中ではもっともバランスが良い本。更にこの本にはシリーズ続編の"実践"小さいながらも完結したRPG作品まで説明&全ソースコードの提示をし、オブジェクト指向についても最終章で説明があったので、大分実際的な本。
■③Pythonでつくる ゲームプログラミング入門
題名通り「入門」としても使えるが、紙面の雰囲気などからは➀と②の間くらいの本。また、基本的なことについても説明が各所であるが、文章でその理由から説明しているので、ともすると②程度を読む人が基礎漏れがないか見返して読んでみるのに適しているかも。