紙の本
介護の世界を面白く
2021/05/05 14:14
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が福祉関係の非正規雇用なので、この本を手にした。読みやすくて面白い。福祉、介護、医療関係者なら、知っていることかもしれないけど、知られていない内容が盛りだくさん。この作者は笑わそうとしていないのに、なぜか笑いながら読んだ。
読んだあと、高齢者や患者が違って見えた。介護の仕事を変わった視点でとらえた画期的な本だと思う。友人にも勧めた。今年読んだ本で3本の指に入ると思う。
紙の本
将来への準備に役立つ一冊
2021/05/04 18:07
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽる - この投稿者のレビュー一覧を見る
介護施設って言葉はよく知っているし、介護職に転職した知人もいる。だから断片的に大変な職場なんだとは分かっていたけど、この本を読んで、介護の現場の全体像が掴めた。
介護施設を選ぶときに、美しく洗練されている点に惹かれて、前のめりに決めてしまうと、後々後悔するってことが本書を読んでよく理解できた。これから介護施設を利用しようと考えている人にはとてもお薦めの良い本である。
また、入居者との体験が面白く書かれており、高齢者との接し方まで指南してくれる。将来の自分が親の介護をするとき、どう接するか、まだまだ時間があるので、本書を参考に心構えしていきたい。
紙の本
著者は60歳 表紙のイラストほどヨボヨボではないと思います
2021/09/24 07:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊波次郎氏のイラストで好評のシリーズ。
今回は介護職員
「その年だと介護の仕事しかありませんよ」とハローワークで言われ半年間介護職員養成スクールに通って現在の職場に。
介護施設の労働は大変である。
地方の小さな文学賞を受賞した事があるという著者の文章は読みやすい。
介護の現場を知るにはよいと思う。
多分だが、著者は表紙のイラストより若々しいと思う。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
介護施設の選ぶときにも参考になりそうな内容でした。介護の職員さんって非正規の方もたくさんいるんですね。
投稿元:
レビューを見る
今迄の作品総て読みました。それぞれ著者が違っていて、職業も違っていて面白い。テケテケ、ヘトヘト、オロオロ、ヨレヨレと、大変な仕事があるものだ。小生も八十路で未だチョコチョコ仕事中だ。
投稿元:
レビューを見る
赤裸々なのに笑えて、深刻で、少し怖くて、情けなくてとにかく不思議な本でした。
介護のことは良く知らないけど、そんなことは関係なく読み物として楽しいし、自分の世界が広がった気がします。読みやすい。
作者がまじめなのが、逆に笑いを誘います。両親にも勧めたいと思います。 何だろう、とにかく面白いし、いい気分になる、それしか言葉がでません。
この著者の本、また読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
コミカルに書かれてておもろい。
パワハラ上司に悩む新人を劇的にかばう、とかそういうスカッと展開がないのがリアルでいいな。
老いらくの哀愁を美化せず書いてる。
投稿元:
レビューを見る
リアル。
この著者の割り切り方もすごい。
介護に正解が見つからない気がするのは、
こういう現実があるからだよな、と思う。
笑いも理不尽さも、独特だった。
知ることが出来てよかった世界観。
投稿元:
レビューを見る
このお仕事シリーズの本、5冊目として読了した。ただの仕事の本ではなく、人生をいろいろ経験してから今のお仕事を語ることに面白さを感じるのかなぁ…と、ふと考えてみた。(もっと考えたらこのシリーズの面白さをもっと思いつくかも)
介護の現場としてこの本を読んで新しい発見だったのは、女性のおむつ替えを男性がやるということ。人手不足もあるから仕方ないのかもしれないが、自分が老いてこのような状況になったら嫌だと思った。自分が老いる頃には改善されていてほしい。
投稿元:
レビューを見る
介護従事者のリアルが分かりやすく、ユーモアに書かれていて面白かった。60歳でも、ヨボヨボになっても、非正規でも、介護従事者となる。まさに老老介護。それがリアルな日本社会なんだな、と。ケアワーカーさんは大変なお仕事なのに賃金が低く、離職率も高い。もっと優遇されるべきだと読んでいて感じました。
投稿元:
レビューを見る
いろいろな職業を経て56歳で介護の世界に入り、今60歳の著者が「老い」と「死」を間近で感じながら笑いを交えて介護ヘルパーの実態を語る。
ユーモアセンスがあるので悲惨さを全面に押し出してなく読みやすい。
誰しも辿る道なのだが、年老いても介護する側になるのが不自然ではなくなっているのが現実なんだな。
投稿元:
レビューを見る
真山さんは、人が良くて人が好きなように思える。入居者に対するリスペクトも感じられる。相性もあるだろうけど、真山さんに見てもらえたらいいだろうな。
多少寿命が短くなるとしても、好きなお寿司を食べさたり、外の空気に触れたりしたいな、と思。
皆に恐れられる北村はいじめっ子体質なところが良くはないけど、厳しいことが施設環境に繋がっていると思うと一概にダメとは言えない。
投稿元:
レビューを見る
身内や友人に介護関係者が居ないので全くの未知の世界ではあったが、ユーモア溢れる内容で笑いながら読んでいた。
実際の現場は本当に大変だと思うが、生活の為と割り切っている著者の視点はアリだと思う。
投稿元:
レビューを見る
深刻になりがちな介護現場を垣間見ることができる。親を介護施設に預ける、預けている人が施設側のことを知るのにいいと思う。
投稿元:
レビューを見る
真山さんが実際に経験したことがユニークに描かれています。
大変なお仕事なのに、ここまで描けるとは尊敬します。介護の現実が分かる一面、その良さや学びが感じました。