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お弁当関係の子供の時の微笑ましいエピソードだと思って読んでみたら、もっと凄いエピソードが盛りだくさんで、逆に予想を裏切りられました。
文章もとても読みやすくて、興味深い語り口。
この方のエッセイをもっと読んでみたいと思いました。きっとご本人も素敵な方なんだろうな〜と想像したりして。
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泣いたー。
最後の「父の弁当」のところで、号泣。
「父の弁当」といっても、お父さんが作ってくれた弁当のことではないので、ぜひ読んでみてほしい。
文章も読みやすく、感情を文にするのが巧みな方だと思います。他の著書も読みたいです。
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もともと著者夫妻の「おべんとうの時間」のファンで、こちらのエッセイも素敵に違いないと思って手に取った。
幼少期〜おべんとうの連載が軌道に乗るまでの著者の半生が語られている。両親の話、留学の話、夫と娘の話、、どれも淡々と語られているけど、すごく刺激的で、なぜか心に刺さりまくった。そして、決して飾らず、すべて「いい話」にきてしまわない姿勢が、より私に感情移入させてくれた。読めてよかった。
・想像以上にアグレッシブな生き方で素敵だった。家庭環境や生い立ちを言い訳にせずに、留学に、転職に、今の仕事に…と自分の手でチャンスを掴みにいっているのがかっこいい。
・留学による収穫がなんと大きいことか、、それも現地で受け身にならず、ちゃんと、もがいた結果だとも思う。
・そのときは未解決のまま終わっていても、時間が経てば自然に理解して、受け止められることもあるんだな。キムとお互いに思いをぶつけ合っても、その後の生活は完全修復とは行かず距離のありまま。数年後、お互いきっと色々経験して大人になって、「愛してる」と言い合えたシーンが良かった。
・めかじきだけの茶色いお弁当も、当人たちが満足してれば、きっと「いいお弁当」
・カバーにある著者のお写真が素敵。旦那さまの撮影だろうか。自分のいいことも悪いことも全部受け止めたような清々しさのようなものを感じる表情。こんな雰囲気の大人になりたい。
・親からもらったものしか、自分の子どもに与えられないんじゃないか、自分の子どもを幸せにできるのかなと不安になることがあるけど、勇気をもらえた。
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弁当は良くも悪くも家庭やその時その人を表していると思う。私も学生時代学校に馴染めなくて、母の作ってくれた弁当をトイレで食べたことがある。しばらくは弁当が受け付けなくなり、少しトラウマになっている。今では旦那に弁当を作る側になったけど、彼はどんな気持ちで弁当を食べているのか気になってきた。お昼の時間が苦痛な方に。