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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11498718
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2022年4月から段階的に施工される、男性の育休・産休の取得促進の制度を勉強するために購入。民間企業・パーソンの事例が多数紹介されている。育児休業の取得と業務の効率化・DXの推進はセットにしないと取得する方も残された方も大変になりそうだと感じた。
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読了しました。
■なぜ手に取ったのか
人に2022年度改正の育児介護休業法について、法律的なことではなく、その背景や事例などの考え方を得たくて、男女共同参画センターで立ち読みして手にした本です
■何が語られていたのか
本書は、「男性の育児休業」に特化した考え方や他社の事例や、育休取得したパパのロールモデルがリアルに記載されていいました。
人事部門、管理職、新米パパの3者の視点に分けた書き方がされており、今回の改正法が3者の視点で見方が違うことが良くわかるように記載されていました。
人事部門向けには、制度の詳細がイラスト付きで記載されていました。
社労士の専門書ではないので法定の詳しい内容は載っていません。
管理職向けには、部下が育休を取得を申し出た際は、そもそもの職場マネジメントの
手法について、ダメな管理職「ダメボス」、良い管理職「イクボス」の事例が
対比的に掲載されてい、どこかで見た管理職みたいに笑えるぐらいのものでした。
新米パパ向けはこれは必見です。取得するまでの会社との会話の仕方、パートナー(ママ)との関係性など、育休前、育休中、育休復帰にわたり幅広に詳細に育休経験者のロールモデル(事例)もを踏まえて記載されておりとても取得にあたり参考となります。
また、先進企業10社の事例が掲載されており、人事部門はもちろん、新米パパにも
とても参考になるものが具体的に掲載されていました。
最終章には、「実践ワーク」として、実際に育休を取得する際に使用できる、
フレームワーク(考え方のフォーム)が用意されており、どの様に考えていったらいいのか分かりやすく誘導してくれるような工夫がされています。
■何を学んだのか
男性の育休が社会にインパクトを与えると言われていますが、それが具体的に内容を
もってロジカルに理解することを得ました。(何を学んだか)
■どう活かすのか
人に話すときに、具体的な事例を挙げる時に「使える!」気持ちにさせてくれるとともに、会社の自身、職場における日頃のマネジメントを変えないといけないと思わせてくれる本でした。
■どんな人にお勧めなのか
新米パパ、子どもを授かったパパママ、社労士、育休を経営革新に活用した経営者・人事部門にお勧めの本です。