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食の記憶(父の生卵)、異文化の味(ターキー)、偏愛の対象(スナック菓子、山椒)。執着し咀嚼して、胃の腑をゆさぶる本能の言葉。滋養満点の名エッセイ。
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単なる食べ物エッセイというより、作者の波乱万丈な人生を共にしてきた食べ物の話が綴られている。
独特な語り口です。
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おなかほっぺ…以来、高橋源一郎の飛ぶ教室に度々ゲストで登場するのだが話が面白くて久々にエッセイ読んでみた。言葉がほとばしるような疾走感がたまらない。食べ物と食べることをこんな風に表現できるとは驚きだ。オノマトペの洪水も楽しい。
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ポーランドでの育児エッセイ「おなか、おしり、ほっぺ」では自分も育児中で随分助けていただいた。それから時が経ち今、少し前を歩く人生の指南者と勝手に思ってエッセイを読ませていただいている身としては、これからの子離れ、更年期、人生の変化等にも立ち向かう準備ができた。
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2018年サンディエゴから帰国、熊本に住み、週1で東京、枝元なほみの家に居候しながら早大で教え、サイゼリアとコンビニと枝元食で生きていた。2020年の春、コロナ禍で熊本で自炊を。こだわるものをとことん食べている。伊藤比呂美「ウマし」、2021.3発行。①日本の菓子パン文化の素晴らしさ ②桃屋の「江戸むらさき」(1950)、永谷園の「お茶漬け海苔」(1952)、丸美谷の「のりたま」(1960)③1960年代後半、即席袋麺。1971年にはカップヌードル ④熊本は「デコポン」「いきなり団子」「団子汁」。私は「熊本ラーメン」「辛子蓮根」「誉の陣太鼓」w。
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感動的なエッセイです!
感動するほど笑えるし!
詩人の紡ぐ言葉。
本の中で踊り出して読者を楽しませてくれる。そんな印象です。
表紙の卵かけご飯は「マメイケダ」さんの作品です。
「あたしはカリフォルニアに住むおばさんです。」最初の1文から引き込まれました。
父の愛した卵かけご飯。
かっぱえびせんを裏切ってホットチートスにはまる。
「あんこをドリンクする」などのタイトル。
もー!最高!
枝元なほみさんとの共著『なにたべた?』も図書館予約!