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食べ物を、踏まない場面が好きです。
どんな時も食べ物は大切です
未来に食べ物がなくなることがわかっていても
もしそんな未来がわかっていなかったとしても
食べるものって大切なんです。
どれだけものがあったとしても
お腹空いている、
喉が渇いているには
かないませんから。
わずかな物とはいえ、
美味しく食べられる機会を大切に
結果的にそれが誤解されるからこの物語。
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小麦の収穫に陰りが出てきて、いよいよ飢饉が迫ってくる。寒さに強い小麦を開発するための試行錯誤や飢饉の際の頼みの綱となる商会や農業国へ楔を打ち込もうとする強欲商人との対決など、物語の展開は変化に富み、飽きさせない。ミーアの食へのあくなき追及や単純な考えがいかにも深遠な叡智ととらえられるなど、面白さも十分。今回は人の情に触れた感動的な場面にも事欠かない。分量も読みごたえあり。
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ミーアの誕生祭、女帝派、パンケーキ宣言、そして大飢饉への対策のためペルージャン国王との交渉。小麦の絨毯を歩く場面が好き。シリアスな交渉の中でも美味しいお菓子に目がないミーアが可愛い。アンヌのカッティーラの話は思わずうるうるしてしまいました。