投稿元:
レビューを見る
マイセン王国の王子が四宮大学にやって来て、謎解きをする話。
いつもの通り、楽しい。すらすら読める。
舞衣と沖野の仲も進展するのか、しないのか。
この二人の間にも触媒がいるんじゃないかな。
投稿元:
レビューを見る
長編。
海外の王子が四宮大学に留学に。
王子の探しものを探すお手伝いと大学在学生の不審な行動を調べるお話。
投稿元:
レビューを見る
図書館に10があったので、1〜9は読んだことがないのにすっ飛ばして読む。
面白そうなシリーズだ。1〜9も図書館にあるなら借りてこなくちゃ。
投稿元:
レビューを見る
マイセン王国の王子が四宮大学へ視察にやって来る。我らのクイーン・オブお節介の七瀬舞衣がお世話するのは当然で、Mr.キュリーこと沖野春彦の研究室で、王子は化学実験をやることになる。一方、大学に出てこなくなった学生が、大麻所持で捕まった前歴がある男の協力をしていることが分かる。どちらにも舞衣は全力で関わっていく。
この二つのことが関連してくると思っていたが、別にそうではなかった。残念。マイセン国の王子の秘められた目的も、ちょっとなあと思ってしまった。読み物としては面白い。
投稿元:
レビューを見る
沖野先生にとっても舞衣にとっても試練となった10巻。
試練というか、今後の展望を考えざるをえない展開となったというか。
急に大きな選択肢を目の前に用意されてしまった二人。
沖野先生は今の大学に留まるか、海外の研究員となるか。
舞衣はプロポーズを受け入れるか、入れないか。
どちらも、架空の外国の話が絡むので、想定よりグローバルな選択なのがまた。
そんな中でも、トラブルは舞い込むもので。
ただ今回は単発のトラブルが複数でという話ではなく、ある大きなトラブルとそれに関わる枝葉の話になるので、長編の作りとなっている。
何しろ今回のゲストキャラが前述の外国の王子なので、細々したトラブル解決をしている場合ではない。
ゲスト対応だけでも大変なのである。
舞衣のプロポーズもこの人に関わる話になるので。
ただプロポーズの件は、真相が分かってみると……うおおい、王子!とツッコミをいれたくなった。
彼がヘタレだったばかりに、舞衣はいらぬ苦労をする羽目に。
護衛の人もね。
気の毒に。
ただ彼が「触媒」という言葉を用いたとおり、今回の一件は沖野先生や舞衣にとっても現状を打破する「触媒」になった模様。
お蔭で沖野先生はストーカー(!?)にようやく本音を言えたし、具体的な目標も見えた。
舞衣も多少は落ち着いたかなと思うし。
今回、彼女は大人な対応も多かった。
何より、やっと二人でランチできたし。
この変化が今後どう影響してくるのか。
続きが楽しみである。
後、個人的興奮ポイントはMS/MSが出てきたところ。
うちの職場にはMS/MSないので羨ましくてつい「MS/MSキター!」と興奮してしまった(GC/MS、LC/MSにはお世話になっております)
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第十弾。シリーズ2回目の長編になります。
マイセン王国の王子が四宮大学に視察にやってきて、
視察後も四宮に残り、沖野の元で研究をする事に。
その対応だけでも大変なのに、王子の母親が残した
言葉の秘密の調査に加え、庶務課に持ち込まれた
学生の問題が逮捕歴のある男のに繋がり、更には
それが国島と沖野の昔の同級生で・・・
同時進行で進むドタバタの中で、沖野と舞衣は、
それぞれに重要な選択を突き付けられるが・・・
王子の密かな目的には、!?ハアァァ(゚〇゚ ;)ァァアア!?と
突っ込みたくなったけれど、沖野と舞衣にとっては
いいきっかけになったような気がします。
前向きに突き進む舞衣も大好きだけど
分析オタクな国島さんも大好きで、登場すると
ついワクワクしてしまいます。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ、短編の中に時々長編が現れてくるんだけども、化学を重視すればするほど、化学の説明が長くなってしまい、どうもミステリー感が薄れる感覚があったんだけども、今回はそうした違和感はなく、プロットがうまくハマったって感じ。
ミステリー部分でドンデン返しらしいドンデン返しはなかったけども、氷室氏がちょっと周りに対する理解を深めたりとキャラの成長?変化は順調に進んでいるし、ここらの紆余曲折はどうなるだろうか。