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57歳で婚活を再開した著者の体験記。
「婚活したらすごかった」の続編ですが当時から見ると、婚活アプリの登場やコロナ禍での婚活以外は、特に変わらないかなと感じました。もちろん、アプリ特有の詐欺商法などもありますが。
それでも57歳と言う年齢のハンディもありますが、これだけの女性と会えるということは、最も大切なコミュニケーション能力があるのだろうと思いました。
「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、婚活は余裕を持ってやらないと駄目ですね。また婚活を通じて、自分の身なりを気にする様になり、プラスの効果をもたらすと言う筆者の考えは納得できるかもです。
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街コン、マッチングアプリ、結婚相談所など様々な形の婚カツ体験がわかり面白かった。それぞれの特徴やメリット、デメリットもありとてもためになった。文章も読みやすかった。
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一気に読んだ。世の中には色々な目的で、婚活をしている人がいるんだなと思った。私もマイペースにがんばろ。
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上品すぎる。頭が良すぎる。多分、もっと絶望感溢れる、エンターテイメント性が高いものをわたしは期待していたと思うのだけど、あまりに筆者が大人なのと、変な女たちへの悪意が一切感じられないことに綺麗な報告書を読まされている気分になった。
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うんうん、勧められたて読んだが軽くて薄くて、即読めた。
さすがに婚活は御無礼したいわぁ(笑)
しかし、この情報は面白かったです。
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本書はひとり暮らしに寂しさを覚え、そこに新型コロナ罹患による孤独死も頭を過り、〈やっぱり結婚したい!〉と決意したのは57歳のフリーランスの記者。バツイチ・子どもなし・持ち家なし・年収700〜900万。そのスペックを婚活アプリ・結婚相談所・婚活パーティーに登録し、怒涛の婚活ライフに突入していく。
実は著者は40代でも〈ふと結婚したい!〉と思い、今回同様の方法で結婚相手を探した前歴あり。その際は成就には至らず。それを受けて、本書表題にある〈やっぱり〉に繋がる。婚活を成就はできなかったものの、著者は転んでもただでは起きず、その一連の活動譚を『婚活したらすごかった』〈新潮新書〉を著す。
10年経ち、いよいよ還暦が視野に入る57歳となり巻き返しを期す。本書はそういう経緯を踏まえ、悪戦苦闘ぶりをリアルに仔細に活写した中高年の婚活ルポ。
◉著者の掲げた婚活の3大行動指針
①婚活アプリに登録。ネットを通して毎日誰かにアプローチする。
②コストをかけて、結婚相談所に登録する。
③週末でも平日でも時間が許す限り婚活パーティーに参加する。
それに加えて、婚活バスツアー・婚活ハイキング・婚活料理教室等にも積極参加。
はたして、その結果は...。
〈すごかった〉の言葉の意味するところは…。
通読し、以下の文章がしっくりと腑に落ちた。
参加者はみんなパートナーを求めている。それなのに、男女ともなかなか相手に恵まれない。なぜか…
40代を過ぎると、自我は育ち切っている。自分が好きな人間、波長が合う人間がよくわかる。だから、ストライクゾーンがどんどん狭くなっていく。自覚はある。しかし、それは理性でコントロールできる領域ではない。たぶん、女性側も同じだろう。男女ともこの歳まで頑張ったのだから何とかしたいという気持ちも強くなる。
…深い考察だ。
たまたま観たNetflixのある韓流映画の台詞。
〈人と出会い、愛し合う…それ自体が奇跡〉。
字面だけ見れば陳腐すぎる言葉ながら、『運命の人』という表現もあるぐらいだから、確かにそうだ。
中高年の婚活とは、〈自我×優先順位×依存心〉の上に成り立つ狭小なストライクゾーンを持つ同士のガチンコの場であり、等価値交換の場。
ひとり暮らしの寂しさや孤独死が頭を過ぎり、熟年婚活を始めた著者がたどり着いた境地は、〈婚活をひとりで生きていく自信があってこそ、自分以外の人間に費やす時間と余力があってこそ、誰かと一緒に生きていくことがようやくにしてできる〉。この境地こそ婚活を成功に導くと著者は綴る。
軽妙なタッチで描かれてはいるも、なかなかどうして深くて鋭い社会考現学の好著。
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まずは他人事だからっていうのもあるかな。
筆者の体験談の描き方が
すごく面白くてすぐ読めた。
57歳で結構会ったり、
食事したりできているのも
すごいなと思う。
気軽に趣味や希望があうひとと
出会えるのだという雰囲気で
婚活アプリが流行っているけど、
自然な流れではじまる恋愛同様に
アプリで相手をみつけることも
結局難しいものだなと感じた。
いいパートナーがいれば、精神的に
満たされそうなんだけど
だからって結婚がいいのかは
わからない。私、既婚者です…
登録している女性は、
結構クセが強いというイメージが
できてしまった。
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<目次>
序章57歳で一人、がつくづく嫌になる
第1章41歳女性にクソ老人とののしられる
第2章予期せず本気の恋をして打ちひしがれる
第3章婚活相手の愛犬に尻をなめられる
第4章イベント系婚活は人柄がわかる
第5章コロナ禍で追い詰められる婚活者たち
終章誰かと生きるのではなく、誰かのために生きる
付録超実用婚活次の1歩攻略マニュアル
新聞の広告で見て、アマゾンで買った。
今の世の中はこんなんになっているのかと
興味深々である。
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あらかじめ断っておきますが私は既婚者です。
この本を読んだのは、あくまで現代社会の縮
図を知りたいという好奇心からです。
この本で言う「すごかった」というのは、想
像もしないような世界が広がっているという
ことです。
全員がそういうわけでは無いですが、常識が
通用しない人が一般社会よりも多く存在する
世界なのだろうと想像できます。
そんな非常識な人々をただ笑い飛ばす内容で
はないです。
婚活アプリ、結婚相談所、婚活パーティと、
主に主要な3つの婚活ツールをリアルに冷静
にレポートしています。
これらのツールでは特に同性(この場合は男
性です)の動きが分かりづらいというのもあ
り、それを克明に綴っている本書は貴重なの
では?と思ってしまいます。
婚活中の女性は自分より年収の多いパートナ
ーを求める傾向にあると言います。
そして専業主婦となり”上がり”を目指すとか。
現代ではそれはかなりハードルが高い気がし
ますが、これを読んだ人はどう思いでしょう
か。
現代社会の縮図をこれほど分かりやすく炙り
出した本はなかなか無いなあ、と思わせる一
冊です。(上から目線で失礼しました)
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「57歳…」は「アラフィフ婚活…」の続きにあたる。
さすがライターだけあって、出会う女性や状況の書き分けとかは臨場感あって面白い。
システムとしての婚活サービスを利用する著者の、なぜ婚活をするのか、結婚したいのか、自我に問う姿勢は至って真面目で本人の哲学すら感じる。
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アラ還になられてからの婚活。
連載記事を書くという前提があるからかもしれないけど、石神さんの戦略的な動き、そしてフットワークの軽さに前作以上に感嘆。
失礼な話、婚活市場で50代半ば以上ともなるとほとんどマッチングできないものだと思い込んでいたけれど、全然そんなことないどころか何人かと(しかもそれなりに若い人も含む)男女の関係にまでなっていることにビックリしました。
清潔感やTPO、機転の利き方等は”数字のスペック”をしのぐアドバンテージになるということなのかしら…
それにしても「写経と座禅と婚活飲み会がセット」はツッコミどころが多すぎ!
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面白かった。
婚活したことないけど楽しそう。
だけどかなり強固に結婚したい気持ちがなければ
なかなかやり続けるのは大変かも。
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世の中、むちゃくちゃすごい人たちがいるもんだなと笑えない気分になった。自分の常識ではあてはまらない世界の広がり。これを機会に、姉の婚活を絶賛後押ししないとなぁとも。イベント系婚活の参加費用を誕生日プレゼントにでもしようかなと思った。
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悲惨な婚活と言えるかもしれないが、甘んじて受け入れて頑張る作者にも感心もします。世の中、色んな人がいるもんだと思いながら読みました。
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見た目が若いのとかもあるだろうが女性とアポを取る文章力にも優れていると推察される。何よりも老いを言い訳にせずに行動しているところは素晴らしいと思う。偽善じみた言動がないのも良い。