紙の本
教養とは「知識に裏打ちされた知恵」
2014/10/29 19:37
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投稿者:やびー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「はじめに」で、書いてある様に、本書は「教養」を身につける為の読書術である。
著者が言う、「教養」とは、この時代を俯瞰して見れる視座を提示してくれる「知」であり、情報では無いと警告する。
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大学受験の勉強をしろ。本は買って読め。政治経済歴史本の紹介中心で、読書術を紹介しているとは言えない。書いてある事は過去の本とほとんど同じ。電子書籍の活用法なども書いてはいるが、今までの著作に比べると内容的にはちょっと薄い。
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佐藤優さんによる、今の時代を読み解くための一冊。
と一口で言ってもちょっと変わっていて、、
読み解くために必要となる「知識」を得るための、
そのための「書籍」をいろいろと紹介してくれています。
個人的にはホブズホームの『20世紀の歴史』、
こちらとはきちんと向き合わないと、な感じで。
国民国家の再定義、自身の言葉でしておかないと、です。
あと、電子書籍の使い方にまで踏み込んでいたのも、面白く。
五感と紐付けての知識のインテリジェンス化、なんて考えると、、
個人的には、電子書籍はまだ早いかなとは感じています。
出版自体も“紙”の本とはだいぶタイムラグがありますし。
そういった意味では、佐藤さんのおっしゃる、
持ち歩きたい本を電子“でも”購入とはなるほどと。
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教養や読書についての著作も多い、佐藤優氏の新刊本。
内容は2部に分かれており、1部は、ホブズボームの「20世紀の歴史」やトレルチの「ルネサンスと宗教改革」を元に近代の延長上としての現代を読み解いている。また、帝国主義、反知性主義についても述べている。2部では、このような時代を読み解くための教養のツールとしての、電子書籍、ネットの使い方、英語の使い方などを述べた後に、知性として教養共同体の重要性を解いている。
佐藤優氏の本としては、読みやすい部類でイントロダクション的な部分が多い本になっていると思った。
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【読書その268】尊敬する知識人、佐藤優氏(元外交官)の新著。佐藤氏は私にとって、水先案内人的な存在。今回も自分の中で出会ったことない本を紹介してくれた。
特に興味を持ったのはトレルチの「ルネサンスと宗教改革」と伊藤誠「資本論を読む」。た、今回は、電子書籍の活用方法についてものべられており、kindle愛用する自分にとっても非常に有益だった。
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初回は紙で、2回目はkindleでというのは中々いい指針だと思った。
教養を身につけるのにケチケチするなという考えにも納得。
購入する気ゼロで本屋を図書館代わりに使うような人間には決してなるまい(ジュンク堂に嫌という程いるが)。
この本を読んで何故かそう思った。
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20141118読了。
本の読み方を見直せた。中学高校の勉強は社会に出てからの基礎になるものだから疎かにしてはいけない。
電子書籍の立ち位置についても、なるほど、と思えた。
何でもかんでも電子書籍を買うのではなく、目的に応じて買えということ。
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やっぱ勉強せにゃあかん、という気にさせる本。
自分の頭で物考えないと怖いよな。最近の日本って、マジ物騒な方向に流されていると思うし。へらへら漂っててはいかんのだ、と反省しました。あと、佐藤氏のKindleの使い方がわかって、参考になった。
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佐藤優さん流、電子書籍の使い方が面白い。
教養の井戸を深く掘っていくための、電子書籍とは携帯図書館である。紙と電子を併用するというやり方は初めて知ったがいかに棲み分けるかがよく分かった。
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読書術と言うよりは、現代を理解する為の本の紹介に重きが置かれているように感じた。電子書籍の活用法については参考になったが、紙の本が全ての自分にとってはあくまでこういう読書の仕方もあるという方法論としてしか感じられなかった。
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読書術の本だと思っていたらナショナリズムと帝国主義の参考書だった。かなり的確な指摘がなされていて勉強になった。
新・帝国主義とは植民地と全面戦争を避けた帝国主義の続きであり近代現代と連綿と続いている。こういった世界の基本的な論理と構造を押さえておくことが読書(世界の認識)に必要なことだという。道理・条理・義理・合理というものを理解することが読書の基本であるということだと思う。
啓蒙主義が戦争を引き起こす。その論理が非常に明確に示されている。合理主義というものの暴走でもあると思う。暴走は反省に依らなければ止まらないものである。ホッブスのリヴァイアサンもそういったものである。万人の狼は国家としてリヴァイアサンになる。国家間は自然状態となる論理である。ただ狼は非常に哲学的だという本も読んだ。哲学とは反省と帰納により世界を認識し改善の配慮をするものである。狼には哲学がある。そして国家間の自然状態にも哲学が有り得る。それが国連の試みである。
安倍政権へ的確に異議を表明していてすっきりした。立憲主義を理解していないらしい。反知性主義というものらしいがそのメカニズムもわかりやすく書かれている。
安倍の権力維持の姿勢の中身は空っぽということらしい。こんなことになって残念だというしかない。
グローバル資本主義が支配的になることが逆に国家機能の強化へ向かう理由は税収と再分配の破たんを引き起こすことでありそれが新・帝国主義へ向かっている理由であるという。
私に言えることは教養を身に着けるには反省に依るということだ。
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ウクライナ 西部、東部南部、クリミア
西部 ウクライナ人という民族意識、ユニエイト教会、EUとの連携強化を目指している
東部南部 親ロシア派、ロシア正教
クリミア ロシア語
ロシアにはウクライナ人が300万人いる
2013/11/21 ヤヌコビッチ大統領がRUとの経済連携強化の協定交渉を突然中止、ロシアとの関係を強化する方針を発表。それに吾道して反政府デモ
2014/2/22 所在不明のヤヌコビッチ大統領を解任。トゥルチノフ議会議長を大統領代行とした
2014/3/16 クリミア自治共和国 ロシア編入が支持
3/18 ロシアがクリミア編入
4月 東部 親ロシア派勢力が分離独立を主張
15-18世紀 オスマン帝国の保護のもとクリミア・ハン国が支配
1783 ロシアに併合
第2次世界対戦で激戦地 1944 クリミア・タタール人は対敵協力国というレッテルを貼られ、中央アジアに強制移住 空白地帯にロシア人、クリミア人が入植
1954 クリミアをロシアからウクライナに移管(ウクライナ宥和政策)
1960 クリミア・タタール人の追放が段階的に解除
ロシア人、クリミア人、クリミア・タタール人の間 緊張
反知性主義 実証性や客観性を軽視して、自分が理解したいように世界を解釈しようとする態度
泉鏡花 天守物語
インテリとは、自分のおかれている状況をきちんとして理解して、それを言語によって説明できる人間のことを指す
海外報道機関の日本語版ウェブサイトの活用
鵜飼久美子さん 小中高と12年間体育をやってきたのにテニスが下手なのは、学校教育が悪いからではない。本人の資質だったり努力不足のせいだと納得するのに、英語だけは非難轟々。
英語から逃げることができる職業とは、高度な日本語を駆使する職業か、日本的な文化のコンテキストの中で行われる職業、もしくは会話をほとんどしない単純労働といったものに限られる
目標とする英語レベル インターナショナルニューヨーク・タイムズを辞書なしで、要旨をつかめること
ラフカディオ・ハーンのkwaidan : stories and studies of strange things そのなかの特に diplomacy
岩波新書 外国語上達法
2012 開始 リクルートの受験サプリ 980円/月
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深い教養と鋭い洞察ができるようにする。自分で考え決断していくためには、読書は大切。
もっともっと教養を身につけたい。
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レーニンの帝国主義を読む。
20世紀の歴史を読む。
教養とは生き残るために必要な知恵のことですが、インテリジェンス=教養ではない。教養とは知識に裏打ちされた知恵。
教養共同体の入り口が書店。
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佐藤氏の専門である世界情勢を読み解くための基本書や、英語習得のオススメ本など。
世界史苦手な僕には、1648年ウェストファリア条約が...と言われても???なのですが(笑)。
でも、国際関係を理解するうえでは大切なのだと思い、少し勉強することにしました。