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インパクト評価の中でも特にSROIなどの費用便益分析の各手法の特徴や課題、分野別事例などを解説する書籍。個別NPOのパフォーマンス評価よりは各種政策やコレクティブインパクトのインパクト評価が中心テーマ。個別NPOの実践レベルではどこを学んでどこを取り入れるべきか、そしてどこを取り入れずに進めるか、意図的な選択が必要と感じる。執筆陣は研究者など専門性高く、各種論文など参考文献が手厚い点もありがたい。
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2021.82
・インパクト評価の統一尺度はきっとつくられない。
・ポストSDGsに向けて動く
・EBPMの重要性
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世の中はなかなかうまくいかないことが多いのは事実です。社会課題を解決する事業が、どれだけホントに効果が有ったか?金のムダではないのか?を測るニーズが出てくるのは当然です。しかし、正確に測ろうとすればするほど細かくなってコストがかかり、いつの間にか測ることが目的と変化していきます。
本書は、社会的インパクトについてコンパクトにまとまっていて、読めば概要が掴めるようになっています。上記の課題に対して色々な人が色々なアイデアを出して一歩でも先に進もうとしているのが良く分かります。