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小学2年生のサキは、マンションのエレベータで不思議なボタンに気がついた。11階までしかないボタンなのに、その上に緑のボタンがあるのだ。「こんなの、今まであったかな?」と思わずそのボタンを押してみると、ボタンは明るい光がともり、着いた先は、木がたくさん、草や花が咲いた森のようなところ。
ふと気がつくと灰色のネコがいて、道案内されるかのように進んでいくと、一人のおばあさんに出会った。おばあさんの栗拾いを手伝ってあげたら、借りをつくったから、何か願いを叶えてくれるという。
願いは学校図書館の本が見当たらないのだけど、見つけて欲しい、と言ったら、家に帰ったら本当に本が見つかった。
それからも時々、緑のボタンを押して、サキはおばあちゃんと会うようになった。
だけど、ある時からボタンが消えてしまい、おばあちゃんとも会えなくなってしまう。
おばあちゃんの本当の姿とは・・・。
ふしぎで、こころあたたまる物語。
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マンションのエレベーターに見たことがないミドリのボタンが…
引っ越してきたばかりのサキは、そのボタンを押してみた…
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息子小1、夏休みということで、絵本からレベルアップしたものにもチャレンジを始める。
エレベーターは転換の装置となるだけで、このお話は公園の大きなケヤキの木が動かしているのか。
作:加藤直子、絵:杉田比呂美
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7歳4ヶ月の娘に読み聞かせ
もう自分で読めるはずなのに
読んで~~と
3日に分けて読んだけれど
続きがきになるようで
前に住んでたところはエレベーターがあったから
自分と重ねてみてたのかもね
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前に図書館で読んで、印象に残っていたため購入したもの。しんみりと心に染みるおはなし。杉田比呂美さんの絵もとても可愛らしく、雰囲気にピッタリ
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低学年用児童書。
マンションのエレベーターで、見たことのないみどり色のボタンを押すと…。
ドアが開くとそこは森の中で、灰色のネコにさそわれてたどり着いた先にはおばあさんがいて。
ケヤキの木に話かけていたからなのか、木がおばあさんとの間を取り持ってくれたのか、とても不思議な話だけど温かい気持ちになれる。
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「サキがエレベーターにのると、見たことのない緑のボタンが……。おしてみるとどんどん上にあがり、着いたところは森でした!」
マンションのエレベーターに乗ったら、エレベーターに見慣れないボタン。小学二年生のサキがボタンを押すと、エレベーターは森へとサキを連れて行った。
サキはその森でふしぎなおばあさんに出会う。
子どもと老人の交流、ゆったりとした時間の中で安心し、なでも話せる信頼できる人に出会う。そんな場所や出会いがあるって素敵。