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ジキル博士の友人、アタソン弁護士はジキル博士の遺言書を預かっていたが、その遺言書を奇妙に思っていた。その遺言書にはハイド氏に遺産を残すということが書かれていた。友人のため悪い噂ばかりのハイド氏を探ろうとするが。
人間というのはやはり悪の部分も持っていると思いました。そして、誘惑に打ち勝つのもなかなか難しいことだと思います。このお話は他の人が見てもわからないくらいに姿も変わってしまうというのが意外で面白い気がします。
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善悪よりも、科学と倫理について考えさせられた。
産業革命の時、スティーブンソンは科学を恐ろしく感じてこの小説を書いたと言われている。が、私は、この小説は産業革命期よりも現代にふさわしいと思う。
科学が進み、新兵器や原子力発電所、はては臓器移植までできるようになったこの時代。科学における倫理的問題がたくさんある今だからこそ、読むべき小説だと思う。
作者スティーブンソンはこんな現代を見通していたのかもしれない。だとしたら予言者だ。
ちなみに私は、これをきっかけに生命倫理について考えるようになった。思い入れの深い書である。
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小学生のとき読んだ本。
ジキル博士が弱ってハイド氏がどんどん強くなってくるスリルが面白かった^^
あと終わり方好きー(=ワ=`)
別訳でまた読んでみたいとも思う
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他の誰かが話しかけても、返事できないぐらい夢中になって読みました。
多重人格という精神疾患ではありますが、自身の中にあるもう一つの人格について、葛藤をするところがわたしたちにも共感できるところなのではと思いました。