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猫がスマホで謎とき!?
という帯に惹かれて、購入しました。
想像するだけで、わくわくするじゃないですか。
実際は、ミステリーというよりも、他の方が書かれている通り、ラブコメの要素が強いかと思います。
男子院生と女子院生と猫の入れ替わり。
どうすれば戻るのか?
そもそも、どうしてこうなったのか?
猫になった女子院生と、女子院生の身体にはいってしまった男子院生の戸惑いがとても可愛らしい。
そして、最後はちょっと(?)だけ「それでええの?」というツッコミたい気分もありますが、読み終わった後に明るい気分になれます。
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猫を「頭脳」として機能させるためには
このような設定も「あり」だと思う。
さらっと読み通すと,意外なまでに心地よい。
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喜田喜久の有機化学ミステリー第2弾。面白かった!第1弾のラブ・ケミストリーよりこちらの作品の方が好きです!菊池君と辻森さん、どうかお幸せに。
心に残った一文。
「俺は、君が俺以上に太っても愛せる自信がある。」
第3弾早く文庫化しないかなあ。
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前作「ラブ・ケミストリー」が面白かったので購入。今回もテンポ良く読みやすかった。
人が苦手な男子学生とちょっと強引なところがある女子学生、それに学内の野良猫も加わった精神入れ替わりのお話。
入れ替わりの解決方法やそれに関する問題の出方が唐突だけど、まぁそこはラノベらしいか。
最後の方、淡い春の予感の描かれ方も爽やかでよかった。
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入れ替わりものだけど面白かった!
猫スバルさん可愛いし!
前作の、ラブ・ケミストリーよりはミステリー色濃いめだったかな。
犯人があの人かぁ。何となくそーなの?ってなったけど、案外わかんなかった。
そしてそこに、菊地くんの過去が繋がったのにはビックリ。
とりあえずスバルさんと菊地くんのやりとりはなかなか良かった。あと菊地くん、まさかそういう選択しちゃうなんて。
人間嫌いは治ったのかな?
とりあえずエピローグにニヤニヤしちゃったのは私だけではないと信じたい!
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猫になった辻森さんがかわいいと思ってしまう.
ついつい平和な解決を考えてしまって,実は勘違いなんてのを予測してましたが,がっちり事件があり,解決します.
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雷が落ちた瞬間、男の子と女の子の魂が入れ替わって。。。
と聞いたら、「え、まるっきり大林監督の名作、『転校生』じゃん!」
なんて思ってしまいますが
男の子と女の子の間に猫をいっぴき割り込ませるだけで、
事態はさらに複雑かつキュートに♪
人とのコミュニケーションを可能な限り断ち、
もはや「ひとりぼっち愛好家」の称号を与えたいような大学院生、明斗。
友人を作らない明斗が、大学構内で唯一、
自主的にコミュニケーションをとる野良猫。(名前はまだ無い)
近づかないでオーラをまんべんなく照射している明斗にすら
気さくに声をかける元気ハツラツ女子、スバル。
落雷をきっかけに、明斗の魂はスバルの身体に、スバルの魂は猫の身体に。
え? じゃあ猫の魂が入り込んだ明斗は、振る舞いが猫化して大変なことに?!
と思ったら、明斗の身体は病院のベッドで昏々と眠り続けていて
ほっとするような、心配なような。
舞台が理系大学院の難しそうな実験室ということで
猫(中身はスバル)のキャットフードに怪しげなクスリを混入させる輩が現れて
物語は思いもよらない方向へと進みます。
手前勝手な理由で、一歩間違えば命に係わるようなクスリを猫に食べさせる犯人には
「これから一生、いちばん安いカリカリを朝昼晩三食食べて反省しなさい!」
と言ってやりたくなるけれど
猫になったスバルが、ふくふくの肉球でスマホをスクロールする姿が
あまりに可愛らしいのに免じて、赦しちゃおう。
ちなみに、ほんとうに肉球でスマホが操作できるのか
うちの猫でこっそり試してみたら。。。あらまあ、意外にスムーズ!
うれしくて本人(本猫?)の写真を次々にスクロールさせて
一緒に覗きこんでしまいました♪
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男子大学生と女子院生と猫の魂が入れ替わる話です。
話の中に有機化学?とかの専門用語が出てくるので化学と猫に興味のある人は楽しく読めると思います‼けど、ミステリ色は薄いですね
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入れ替わり。設定自体は陳腐感があるものの、デビュー作より文章がかなりウマくなりスイスイ読めるようになってきた。
珍しい化学者ものの作家として、今後に期待です。
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入れ替わり物。前作より断然面白かった! 菊池くんは性根のいいこです。辻森さんは社会人、菊池くんは院生と遠くなるけど、このまま友達でいてほしいなー。もちろんカレカノでもいいけど。
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ラブケミストリーでこのミス大賞を取った、
喜多喜久さんの第2作です。
前作もかなりの理系色でしたが、
この作品も変わらず東大をモデルにしているようで、
その理系学部学生の悲哀を描きつつ、
SFが展開されます。
いわゆる入れ替わりもの、の一種ですね。
作品の中でも、転校生や四日間の奇跡などに
触れられています。
ただちょっと捻ってあるのが、
そこに猫も入ってくる入れ替わりだという点です。
これがあるが故に謎解きができたりするという、
話全体の仕掛けにも影響のある要素になっています。
とてもテンポ良く読める作品で、
あっという間に読み終わりました。
ただ、主人公の性格のひね具合が余り非現実的なことと、
最後の入れ替わりが戻ったときの理論構成に説明がない点で
減点一つ、というところですかね。
とはいえ面白い作品ではありました。
次にラブリプレイという作品があるらしいので、
文庫化を楽しみに待つとします。
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入れ替わりもの。
男女が入れ替わる話はあるけれど
そこに猫が加わってくるところがおもしろい。
軽くサクッと読めて、ミステリというよりはラブコメっぽい。
個人的には実験風景が懐かしかった。
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○喜多喜久氏の2作目。
○前作に引き続き、東大農学部を舞台にした”ケミステリー”作品。
○話しの設定そのものは、割とベタ(男と女が入れ替わる)なものであるが、そこにネコの要素を盛り込んだことがポイント。むしろ、安易な設定だからこそ、内容面・科学面での部分が際だった印象。
○最後は、ホッとする内容で、後味もさわやか。
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「猫色」に惹かれて図書館で借りました。
計算科学だの、理系の実験だの出てきますが、文系の私でも分かりやすく説明されていて、
「ヘェ〜、実験って大変だけど面白そう!」
と感じました。さすが現役研究員! ですね。
デビュー作も読んでみたくなりました。
あまり関係ありませんが、表紙の猫ちゃんのイラストが我が家の兄妹猫を足して2で割ったような模様なので、何だか親しみを感じました(=^ェ^=)
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『猫色ケミストリー』というタイトルから謎だったけどなかなか面白かった。
男と女と猫が雷で入れ替わるというベタな内容だけど、入れ替わりを治すために奔走するのかと思いきや修論のために研究という(笑)
専門用語ばかりで化学系の専門家かなぁと思ったら案の定。。。難しい用語も多いけど、そこはとばしても内容はわかる。
ベタで不思議な内容だったけど読み応えはあって満足な内容でした。