電子書籍
科警研
2022/01/20 21:41
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
科捜研は、テレビドラマで知ってましたが、科警研って知らなかったです。それぞれ別の警察から、寄越された男性らて、事件を解決してゆく短編集。一話ずつ読んでいく方が分かりやすいかな難しい用語もアリ
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話の主体は科警研の研修に来ている3人なんだけど、フォーカスが元科警研の人に当たるので、ちょっとぼやけちゃった感じ。あと科警研と科捜研の差別化もちょっとわかりにくいかな。
お話は面白いです。
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とある出来事をキッカケに、科警研のホームズとまで呼ばれた奇才が辞職し大学の准教授に。
いわゆる准教授物だ。
一方、その才能を惜しむ出雲は、その復帰を目指し科警研のトップになり、権限を活かして分室を作る。
ホームズ土屋の復帰を目論み、研修という名目で3名の若手を呼び集めた。
既に大学での研究に没頭している土屋を呼び戻せるのか?
若手の成長は?
注1:准教授物というジャンルはありません。
注2:ホームズ土屋は、賃貸家屋の仲介会社ではありません。
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科学警察研究所・本郷分室にやってきた三人の研修生たちは、科警研の仕事に興味を示さない室長・土屋の態度に困惑する。かつての彼は科警研の研究室長を務め、鋭い洞察力と推理の切れ味で、警察関係者から「科警研のホームズ」と称されていたらしいが…。土屋にやる気を取り戻させるため、そして自分たちの成長のため、三人は科警研の所長・出雲から持ち込まれる事件の調査に邁進する。
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【収録作品】第一話 残光のメッセージ/第二話 楽園へのナビゲーター/第三話 惜別のロマンチシズム/第四話 伝播するエクスタシー
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専門分野もキャラも、目指すところも違っていていいトリオだなと思う。続きも出そうだし楽しみ。いっそ長編が読みたい
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最初に考えていたよりはだいぶ面白かったかな。あんまり科学捜査の専門知識を駆使した内容になってるわけではないから、読みやすいし。助手3人は本家ワトソンよりも働いてるね(笑)。楽園のナビゲーターの動機はちょっと無理があったかなぁ。
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埼玉県警で映像解析などのデータ処理を担当していた伊達。
兵庫県警で血液など生物系鑑定を担当していた安岡。
道警で証拠品を化学分析していた北山。
三人が半年間研修としてやってきた、科警研・本郷分室。
室長の土屋は大学の研究室に引きこもり、三人の顔も覚えているのか怪しい。
そんな分室へ、所長自ら、事件への協力要請が。
恋人が残した絵のメッセージとは。
元ビジネス誌編集者の死の謎。
恋人を殺したのは双子のどちらか。
雨の中行われる現代の辻斬りを追えるのか。
科警研配属を熱望する、打算的な伊達。
感情的に先走りがちな安岡。
周りに興味がなく、ひとり分析に打ち込む北山。
事件を解決する毎に本郷分室の面々がそれぞれに視界を広げて行く。
研究頭だった土屋もそんな三人にひっぱり出されて。
事件は惨たらしさもあったけど、三人の熱意が伝わってきて、さわやかな読後。
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本書を読んで科学警察研究所という機関の存在を初めて知りました。
こちらは架空の存在っぽい本郷分室に出向してきた職員たちが、元カリスマ職員のアドバイスを受けながら事件を解決する連作短編集です。
短編なので一冊に様々な科学捜査のアイデアが使われており、喜多氏の経歴が最も活かせている作品の一つだと思う。
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期待してたより面白かった。
ミステリというより頑張る若者たちの成長ものとして読んでたかもしれないけれど。
折角の倒叙なので、魅力的な犯人(とそれに見合うストーリー)を創りあげてくれたらいっそう楽しめるに違いない、と期待値を今作よりあげて続編を手にしようかと・・・大丈夫かな?
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科学警察研修所の分室が舞台の小説。
三人の研修生が実に個性的。
化学オタク(っぽい)北上は、最初は人と関わるのは面倒くさいなーと思うタイプで、他人とは距離をとりつつ、興味のある化学捜査に没頭するタイプ。
データ処理が専門の伊達は、プレゼンが上手でリーダーシップがある熱血系。最初はマウントをとるタイプでうざいなと思ったけれど、研究から逃げて科捜研に入った過去を話すあたり(後半だけど)で、ちゃんと傷を抱えて努力している事が判明。
紅一点の愛美は、分子生物学を学んでいた人物で、DNAとか、血液の分析とかが得意。我が道を強引に突き進むタイプだけれど、それは病気の家族のためだったりする。
そんなバラバラの研修生を全然まとめず、基本放置だけれど、最後に真相にたどり着くヒントをくれる土屋という、超マイペースな分室の室長、土屋。
土屋は、ある事情から科学警察研究所を辞めた過去がある。
土屋をなんとしても連れ戻したい所長の出雲は、土屋が興味を持ちそうな難解な事件を分室に持ち込むが、それに立ち向かうのは研修生3人。
一見頼りない3人がバラバラながらも何とか科学の力で捜査しようと頑張る姿が爽やか。
続編が出るならそれも読みたいです!
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科捜研は実際の捜査の分析などを行うが、科警研は捜査の方法論的な研究を行う機関らしいが、この小説では実際の捜査に積極的に関わってしまっている。登場人物たちに自由な行動をさせたかったせいだろうな。科警研のホームズといわれるのは室長の土屋だが、実際の主人公は土屋にやるきを出させようと奮闘する部下の伊達、安岡、北上たちだ。土屋は「君たちにまかせた」といって案件を3人に丸投げしてしまうのだが、3人それぞれに思惑は違う。しかし、幾つかの案件を解決するうちに、3人は仲間としての思いを強めていくのだ。
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その洞察力や閃き、行動力から、かつて『科警研のホームズ』と称された土屋。
しかし、ある事件を契機に科警研を辞め、大学の准教授となった。
しかし、なんとか科警研に戻したい所長の出雲は、彼を本郷分室の室長に任命し、3人の研修生の指導をする様取り計らう。
科警研の仕事は、あまりやる気を見せない土屋であったが、出雲の持ち込む難事件に、少しずつやる気を見せ、また、研修生たちも、少しずつ変わっていく...
原因不明の死因の解明や、一卵性双生児(兄と弟)のどちらかの犯行の特定などなど、持ち込まれる事件は、難題ばかり。
さすがに、4件めの事件は、難事件ですね(なるほど、そう来たか...)
研修期間も延長され、彼らの活躍する次回作も読みたいと思います。
【追記】
『科警研』と『科捜研』は、組織も目的も別なんですね。
企業でいえば、『科警研』が中央の研究所で、『科捜研』が各県の事業所(工場)とか...
知りませんでした(なるほど)
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シリーズ第1弾。
先にシリーズ第2弾を読んでしまったので急ぎ第1弾を読了。
科学警察研究所・本郷分室のメンバー3名と室長土屋との出会い編。
4編の短編集。
事件を3名の科学専門知識で解決を試みるが最後は天才室長土屋が手を貸して解決するお話。
分室メンバー3名のキャラクターがやや苦手かも・・・・
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やる気のない室長がかつて「科警研のホームズ」と称されていた。三人の研修生たちは室長にやる気を取り戻すため、自分たちの成長のため事件に立ち向かう。
「残光のメッセージ」「楽園へのナビゲーター」「惜別のロマンチスト」「伝播するエクスタシー」の四編。