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小説だと思って借りたら戯曲だった…
戯曲は辛いなーと思ったら、どっこいグイグイ読めたし。
めちゃくちゃ芝居が観たくなったわよ。
北関東にも来ないかな~。
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登場する過剰な人間たちの有様に恥ずかしいけれど共感を覚えてしまう。
共感なら津村記久子作品に於いても往々にして得られるのだが、津村作品の場合は「給湯室でお喋りしながら鬱憤晴らしましょーよ!」的共感。本谷作品は「こんなこと言ったら気狂いだと思われないかしら?やだ、聞けない!」的共感。
(中略)
流される事よりも自発で動きたいので、本谷作品の方が好きなんです。やっと津村作品が苦手な理由が分かりました。
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話は面白かったけど、やっぱ戯曲じゃなくて小説で読むか演劇で観たかったな。
「生きてるだけで〜」とテーマは同じ系統。というか本谷さん21で劇団主宰してたの。何それすごい。
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なにが最高って、言うまでもないけどタイトルが最高。
なんにも解決しないけど、そもそも「解決」するような「問題」なんてねえんだよ!今、ここで息してるだけで幸せなんだよ!っていう。
恐ろしいのは全ての登場人物が、それぞれキャラがまるで違うにもかかわらず、全員同じ根っこにつながれていて、みんなそれぞれ自分の生を生きようとのたうちまわっているとこ。
そう、まるでスラムダンクを読んでるようなすがすがしささえ感じる。
だから、なんか文句ある?
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岸田賞とかいう有名な賞をとったらしい戯曲。
国民の新しい義務が追加されました。
労働と教育と納税と絶望です。
明るいメンヘラ―。
絶望するに足る理由の欠乏。
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舞台らしいストーリー展開のぶっ飛び加減。そして、登場人物も・・・。
ある新聞配達屋の一家に突然現れた明美。彼女の行動で、家族みんなが隠し持っていた感情がふつふつと・・・、そして爆発!!
たまには感情赴くままに行動するのも悪くない。
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人間のあらゆる感情をごった煮にしてスパイスにユーモアと悲哀を加えました的作品。
運命も不条理も受け容れることのできない人間の哀しさと、その本人の思いとは裏腹の滑稽さ。
読後感はやっぱりちょっと悲しい。
図書館にて。
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舞台はとある町の新聞販売所。「愛人です」。そう言って彼女は現れた。突如やってきた“不幸”に、平和に見えた日常が徐々に瓦解していく――第53回岸田國士戯曲賞を受賞した舞台を書き起こした作品。
久しぶりに触れた、本谷有希子節。ブラックユーモア満載、男と女の愛憎劇。むちゃくちゃだけど、爆笑してしまう。まさに「他人の不幸は蜜の味」。ああ、お芝居を生で見たかった!
劇団本谷有希子。今一番見たい劇団。
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本谷有希子さんの戯曲は初めて読んだ。『腑抜けども、悲しみの愛を見せよ』もそうだけど、この方の作品の登場人物はみんな、愚か。人間の、死ぬ程ダメなとこ の権化みたいな人ばっかり出てくる。こんな奴いねえよ、と思うけど、あーわかるーと思う所もあって。うへえ、と読みつつ、嫌じゃない。嫌な人しか出てこないのに、面白い。何これ。他のも読も。
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いいねいいね。本谷さんいいね。ぶっ飛んでるとこがめちゃ素敵だね。
「明るい人格障害」とか「リストカットクラスの小さい存在」とか「漠然とした情緒不安定者が有象無象の昨今」とか、素敵すぎる言葉たちが散りばめられています。小説もいいけど戯曲もいいね。舞台が見たくなっちゃった。それに、このお話に「幸せ最高ありがとうマジで!」ってタイトルつけるそのセンスがたまらないです。
あー。俺も開き直らなきゃー。って思わせてくれるとっても素敵なお話でした。
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戯曲の脚本がそのまま本になってる。
嘘とハッタリで物語が進んでいって一見空虚やけどテーマは意外にも一貫してるのかなと。
それは日常に潜む絶望や不幸。僕も無意識のうちにあらゆる絶望から目を背けて生きているのだろう、とそんなことに気付かさせてくれた。
他の方のレビューでもあるけど、ほんとにタイトルが本当に良い笑
読む前に惹かれたタイトルでもあるが、読後にタイトルがすっと心の中に入り込んでくる秀逸さがある。
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久々に戯曲~~~~遥かに読みやすいな・・・
永作博美主演舞台だったんか
なんてーか・・・舞台といえばドロドロ人間関係だよなって思うんだけども、現代劇に落とし込むとここまで俗っぽくなるんだな・・・
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良くできた戯曲だ。佳作。途中までは特にいい。いかれた「女」が新聞販売店の家族などで巻き起こす騒動は、かなりのものだ。作者自身の経験も含まれているだろうか。登場人物はそれぞれいい個性でとてもいい。タイトルも秀逸だ。結末が腑に落ちなかった。本谷の芝居は2作観たが、本作の方が断然優れている。