ONE PIECE novel HEROINES みんなのレビュー

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マンガのほうを読んでいても自由で楽しそうに見えるが小説だからこそ書ける美しさや４人の雰囲気の違いが出ていて面白かった。

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ナミ、ロビン、ビビ、ペローナのショートストーリー。カバーは尾田栄一郎の絵だが、中は諏訪さやかで、とても綺麗な挿し絵でマンガとは雰囲気が変わって良かった。話も、マンガにつながるようなオリジナルで、特にロビンの回はサボやコアラと革命軍で過ごしていたときの話だったので、本編好きな人なら空想膨らんで気に入ると思う。ペローナの話もゾロ、ミホークと過ごしていた時の話なので、珍しく、面白かった。小学生でも大丈夫な内容だが、漢字は難しい。遠慮、靴、履く、土踏まず、湾曲、海峡などなど。

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冒険や仕事の間で彼女たちがしっかりと生きていることを感じさせてくれた。
恋愛によらず、さまざまな人たちとの関係性を描いてくれたのがありがたかった。
特に最後のナミとロビンと囚われの子の話がよかった。

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ONE PIECEの世界の新しい魅力が詰まったお話しでした！

原作はルフィや強い敵たちがメインの話になってしまうけれど、女の子たちだってそれぞれあの世界で頑張って生きてるんだなぁってなんだか知らない世界をこっそり覗いた感じがして、とっても面白かった^ ^

特に最初のナミの話がよかったなぁ〜

自分の気持ちを隠して、見栄やステータスばかり重視して生きていってしまうのは、まさに現代の女性像そのものな気がした。
いいなぁ、私もナミのように全力で好きなことして生きてみたい！

他の話もどれもほっこり！
ビビとコーザもなんだかいい雰囲気になりそうでならないもどかしさがいい✨

きっと原作では描かれないんだろうけど、ビビはコーザと結婚して欲しいなぁ。

ペローナの話も良くて、ミホークもあんなにキザな登場シーンばかりなのに、戦いがないときはただの農家のおじさんって感じで可愛い！

なんやかんや冷たくあしらいながらも、ペローナのためにカカオを植えてあげるなんて、愛を感じる！
ゾロとペローナの関係性も素敵だし、読んでよかった作品でした。