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図書館で。二巻目。
登場人物のキャラクターが段々把握出来てきたので一巻よりはスムーズに読めました。とは言え色々ツッコミたい所はあるはあるけど…(フリマを店舗の二階で開催とか結構お客さんの動線的に難しそう。そんなに来なかったとかそう言う設定なのだろうか。)
それにしてもオムライス好きな人多いんだろうか。キライじゃないけどそんなに持ち上げられる料理とも思わない。外で食べようとは思わない家庭料理って気が自分はするけど今家庭で作る人が少ないのかな。でもこれ、単価的にあまり高くなくて外食産業的には利益が高そうなメニューだな。そう言う意味では家庭的な料理とおしゃれなバールで出す料理って辺りで多少ん?とはなる。昼だけの定食だからそれはそれ、なのかもしれないけれども。
お出汁のとり方って確かにテンプレで定番はそう言うとり方だけど結構雑にとっても美味しいよねぇとかは思う。一番出汁じゃ無くてじっくりがっつり出汁を取っても美味しいし…とか思いながら読みました。登場人物は好人物が多いけど続きはそれほど気になるわけでもないのでまあいいかなぁ…
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菊池沙里はゼミで同期だった宇藤輝良と再会する。
宇藤がよくいるという、ねこみち横丁のBAR追分に
顔を出した沙里だったが…。BAR追分で繰り広げられる
人間ドラマが温かく胸に沁みるシリーズ第2弾。
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ホッコリと暖かく。
シリーズ第二作。一作目に出てきた濃いキャラの脇役たちは少し影を潜め、植物系男子の脚本家の卵(主人公)と、ホンワカした料理人の女の子が中心です。
特に飛び抜けた所は無いのですが、とにかく柔らかく暖かく、優しい。
伊吹さんの持ち味でしょうね。
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昼はバールで夜はバー。
居心地が良すぎて思わず長居してしまいそうな「BAR追分」の第2弾。
相変わらずモモちゃんお手製の料理は美味しそう。
今回はオムライスと自家製パスタを、各々3種類のソースから選ぶようになっていた…そんなの私には選べない!
出来れば量は少な目でいいから3種類全て食べたい‼という我が儘をつい言いたくなる位「バール追分」の料理は美味しそう。
今回は「ねこみち横丁」の若者チームの悩みを中心に物語が進んだけれど、個人的には「森の鍼灸院」の頼子先生の大人の女性ならではの悩みに共感した。
こんな素敵な店が近所にあったらなー!
居着いてしまいそう。
第3弾ももちろん楽しみ。
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【収録作品】猫の恩返し/オムライス日和/ようこそ、餃子パーティへ/森の隠れ家
町の雰囲気がよく、憧れる。
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だんだんと商店街の人々の背景がわかってきて、今後が気になる。今回も桃子さんの料理はどれも美味しそうだし、頼子先生のお酒も試してみたくなった。
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バー追分続編。
この本の登場人物たちは、現実の普通の人々だと思う。
色んなことに悩みながら道を探る人々。
迷うことって特別じゃないなと思わせてくれる町。
料理の表現が秀悦なので、登場した料理を速攻で食べたくなるのが、ちょっと難点(笑)
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BAR(バール)追分シリーズ第2弾。
前回は、世界観と「追分」の成り立ちを、カウンターで美味しいごはんをスプーンで口に運びつつ、耳を傾けて聞く、という感じだった。
今回はいよいよ、メインの人物の内面をうかがい、秘密に触れていく感じでドキドキしました。
第1話『猫の恩返し』
「ねこみち横丁振興会」で世話する地域猫のデビイが最近太ってきた。
どうやら他でごはんをもらっているらしい。
猫の他にも、地域で見守りたい事柄の一つ。
【お出汁】
第2話『オムライス日和』
宇藤くんが夢に向かって一歩進む。
今まで頼りない面ばかり見てきた気がするが、女性に対する毅然とした態度と、意外にクールなところ、そして実は陰でモテモテなのだと判明して驚く。
いや、ホントに驚いた。
惚れました。
沙里の「即席オムライス」にも驚いた。
【気分を上げてくれるオムライス】
トマト、デミ、クリームシチュー、3色のソースを、欲張って全部がけするか…
1種類とじっくり向き合って味わうか…
第3話『ようこそ、餃子パーティーへ』
「ねこみち感謝祭」大成功。
餃子を皮からつくる宇藤くんと、茹でる桃子ちゃんの息の合った仕事ぶり。
【小麦粉の配分が違う、焼き餃子と水餃子】
第4話『森の隠れ家(リトリート)』
バーテンダー見習いの伊藤純くん。神秘的な雰囲気が気になっていたが、彼には意外な秘密が…
伊藤くんを隠してくれる森。
【生姜焼き。何気なくても、誰かといっしょに食べるご飯】
『エンドロール』
雨の日、経営についてのあれこれを、そっと打ち明ける桃子。
雨がやんで虹が出た。
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『BAR追分』の続編。前作と続けて読む気はなかったのですが、なんとなく勢いで。
前作は固定の主人公というよりは、さまざまな関係者が入れ替わり立ち替わり主人公の趣でした。本作は、ひょんなことから「ねこみち横丁」のウェブサイトの管理のみならず、横丁のよろず相談を請け負う「管理人」を住み込みでまかされてしまった宇藤(うどう)くんが全編を通じて登場します。学生時代に宇藤くんの隠れファンだった女性が偶然を装って横丁に現れたり、物書きを目指す彼に雑誌へのエッセイ連載の依頼がきたりと、宇藤くん大活躍。前作を読んでいる人でないと楽しめないので、まずは前作を読むことをオススメします。
美味しそうなものがたくさん出てくるのは相変わらず。前作ではカレーにのせるのはカツかエビフライかコロッケかを一緒に悩んでしまいましたが、今回はオムライスにかけるのはケチャップかトマトソースかクリームシチューかを悩むはめに。3色全部がけもバール追分では頼めるそうです(笑)。本当にこんな横丁こんなお店があればまちがいなくかよいます。
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今回も料理がどれも美味しそうだった。オムライスはもちろん、餃子も捨てがたいなぁ。
途中、宇藤の同級生が出てきてざわついたけど、基本的にはのんびりとした、ねこみち横丁の日常だった。やっぱり、いい人ばっかりでホッとした。
2017.4.28…14
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昼はバールで夜はバー。二つの顔を持つBAR追分で繰り広げられる人間ドラマ第2彈。
脚本家になる夢を追い続けながら、今は「ねこみち横丁振興会」の管理人をしている宇藤。今回は彼を主役にしたストーリーが中心。だし汁にオムライス、餃子など、美味しそうな料理が次々と登場。食事を美味しく頂くために、人は労働して健康に気遣い、そして他人とふれ合うのだと思う。
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BAR追分の続編。
宇藤君は冴えないもてない男子だと思ってたけど、才能もあるしひそかに女子にモテモテだし、ただの無自覚イケメンだったとわかってちょっとがっかりした(笑)
猫のデビイが活躍する「猫の恩返し」が好きです。
餃子にゆず胡椒、オムライスにクリームシチューという組み合わせを試してみたくなりました。ももちゃんの作る料理は相変わらず美味しそうで、幸せな気持ちになれました。BAR追分のような店が近所にあったら通いたいなぁ。
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BAR追分夜の部のバーテンダー純くんと、治療院の久保田先生の今後が気になってしょうがない!
エピローグで純くんがテイクアウトしたコーヒーとピンチョス、絶対先生の所に持って行くんだろうな。
続編にその2人のことは書かれてるといいなぁ。
2017.7.13 読了
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おだしが利いたきつねうどん、クリームシチューソースのオムライス、極上の小麦粉で作った生パスタのカルボナーラに、ジューシーな豚の生姜焼き!
ああ、相変わらず食べ物の描写が絶品で、読みながらグーグーお腹が空く。
ねこみち横丁の「普通の人々」の人間ドラマに癒されながら、自分もBAR追分で寛いでいるような感覚に。
宇藤さん、ちょっぴり頼もしくなった?ももちゃん、私にもそれ作って!純くん、こっち向いて!(笑)
「追分の若い衆」を見守って応援している内に、前向きなパワーをもらっている。
そして、あの商店街の仲間に入りたい気持ちがより一層強くなる。
-シチューをかけてオムライスを食べていると、必ずしも短時間、最短距離でものごとができなくてもよい気がしてきた-
遠回りに見えても、それは自分にとって必要な道なのかもしれない、そう思えばまだまだ歩き続けられそうだ。
焦らず自分のペースで進んでいこう、雨が降ったら休憩して美味しいごはんを食べよう。
隠れ家でホッと一息ついた後、そっと背中を押してくれるような本。
続編も楽しみ。
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*昼はバールで夜はバー―二つの顔を持つBAR追分で繰り広げられる人間ドラマが温かく胸に沁みる人気シリーズ、待望の第二弾*
ふわふわ優しい空気感の前作よりも、痛みや葛藤も混ぜ込んだ今作の方がしっくりきました。宇藤君、桃ちゃん、伊藤君たちメインの人物像がしっかり描かれているのと、お料理の描写が格段に上がったところも良かった。ただまあ、割と類似した内容の本は他にもあるので、シリーズでまとめて一気に読んだ方が愛着が増す分楽しめるかも。