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山人、マタギなどの不思議な話をまとめた本。結構ビビっちゃう話もあり。教訓的なものもあり。
マタギのみが話す山言葉、というのがあると知らなかった。山神様に敬意を示して話される言葉で外の人間に教えることはできない。
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私の実家は峠の入り口にある。夜は当たり前に暗かった。
大人になってから、友人が夜に車で送ってくれることがあたっときは、その暗さに一様に驚いていた。私はその度に、その反応に驚かされていた。
程度は違えど、森や山、海や川、雪とその暗さが背景となった話が、この本にも登場する。私は故郷の森や山を思い浮かべながら、自宅のある東京に帰省から戻る新幹線車内で、この本を読み進めた。
読み終わったのは、自宅に戻ってお風呂に浸かっていた頃。妻と息子は妻の実家にいて、家には私一人。東京は、雪が降るかと思うぐらい寒い夜。閑静な住宅街で、何の音もしない。本を置いてしばらくしたその時、「ガチャガチャ」という暴力的な音が…
結局、お風呂がぬるくなるまで浸かっていたのだった。
セコムしてますか?
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「ホラー苦手だっつったじゃん! ホラー苦手だっつったじゃん!」と繰り返したくなるぐらい、ホラー要素万歳だった。
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このシリーズ、これで読むのは3作目かな?
今回も良かったです。いかにも怪談!怖いでしょ?、というような話はなく、生活している中でふと出会ってしまった怪異、怪異とも言えないような不思議な話が満載で、楽しんで読めました。
山で行方がわからなくなってしまう話は、本当に不思議ですね。何なんだろう?大人数で捜索しても見つからないのに、ある時フッと発見される。「そこ何回も捜したのに!」って。けっこう掲載されてるので、本当にあるんですね、そんなこと。山や自然を侮ってはいけないと思いました。私は臆病なので侮ったことないけど…