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アメリカのイラン包括制裁法についての記載・背景を調べるため購読。
アメリカ議会はユダヤ資本にコントロールされているという。
イランの政治も問題だが、アメリカの政治も負けず劣らず問題じゃないのか?
アメリカって嫌な国だね。
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二次大戦以降のイランの歴史、アメリカとの関係、アメリカの対イラン政策をまとめている。
ややイラン寄りな印象はあるが、イラン問題の歴史的経緯をとりあえず把握するのに良い本。
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物騒なタイトルではあるが、現在のイランの情勢をある程度分かりやすく伝えている。
イランとアメリカの対立関係を軸に、主にイランサイドについて説明。
大体の日本人においてイランは「(アメリカ的な)悪の枢軸」「北朝鮮への武器貿易」「石油産出国」程度のイメージしかなく、その意味ではある程度フラットさは感じた。
...
逆に知識がないので、競合文献を見なければ、本当にフラットなのかもわからないが。
あと、帯には「その時日本はどうする」と書かれていたけど、開戦の際に日本が取るべきスタンスについての言及は無かった。
情報を与えるので、考えなさいという事か…
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いきなり読むとちょっとすんなり頭に入ってこなかったので、少し積読にしていましたが、読み始めると丁寧な書き方が好印象です。
読み終わった所、イランの歴史や国内情勢・政治・経済に対して基本的なところから押さえてあるので、米国&スラエルとの確執がすんなりと理解できます。
同じ著者の物語 イランの歴史も読んでみたいと思います。
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アフマディネジャド大統領などイラン政府関係者たちが説くのは、イスラエル国家の解体であって、ヒトラーが考えたユダヤ人の抹殺ではない。
北朝鮮とイランの経済関係は北朝鮮が貧しい国であるためにたいしたことはなく、韓国との経済関係の方が重要だという声に多く接する。1980年代には金日成バッチをつっけた人が街頭で目立ったが、最近はいない。
イスラム聖戦はユダヤ人は暴利、詐欺、ギャンブル、腐敗で他の人々を支配しようとする卑劣な民族であり、神はこうしたユダヤ人を必然的に苦痛と屈辱の元に置くので、ユダヤ人に勝利は断じてあり得ない、と説く。
イスラエル国家の解体と聖地の解放はイラン革命のシンボルでありイランはこの訴えを放棄することはない。イスラエル国家解体は2005年にアフマディネジャド政権が誕生すると繰り返し唱えられ、ナチスによるホロコーストまで否定するようになると欧米諸国はイランをますます危険視するようになった。