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2021.08.08 読了
以下を初めて知った。途中にマンガも挟まれており、簡単にすぐ読める分、もっと深く知りたい衝動に駆られた。同著者の別の書籍も読んでみようと思う。
・3歳で腸内フローラは1歳半で9割決まる
・免疫物質「IgA抗体」に結びついた菌だけがすみつく
・腸内フローラは3歳までに確定する
・腸内フローラは多様性が大事
→3歳までにたくさんの種類の菌を取り込んだ方がよい。
・腸内細菌は遺伝しないが、生まれた後に接する菌により組成が決まってくるので、自ずと母親や親近者の腸内環境に近くなる
・子宮内は無菌状態であり、胎児もまた無菌状態
・赤ちゃんが初めて菌と出会うのは、産道を通るとき
・帝王切開の場合は、抱っこされる手についた皮膚常在菌を受け取って、それを基礎にして腸内フローラの形成をスタートする
・自然分娩と帝王切開の赤ちゃんの腸内細菌は、出生直後は大きく異なるものの、1ヶ月ほどでほぼ同じになる
・帝王切開で生まれたこの方が、感染症になったり、アレルギーを発症させたり、自閉症になる確率が高い→積極的に様々な菌に触れさせて、体内の菌の種類を増やし、腸内環境を豊かにする心がけが必要
・母乳でも赤ちゃんは有益な菌を受け取る
・家族で一緒に入浴するという習慣は、ビフィズス菌をはじめとする腸内細菌の家族間伝播に役立っている可能性が高い
・土壌菌は腸内細菌の最大勢力で、腸内に住まわせたい菌の代表→小さいうちに自然に接して菌を取り込むことは有益であり、病気に強い、アレルギーになりにくい子に育つ
・一人っ子よりも兄弟のいる赤ちゃんの方が、アレルギー症状を持つ確率が低い。兄弟が外遊びをしてもらってくる菌と、早い時期に接触することが要因と考えられている。一人っ子はアレルギーを持つ確率が高い。
・家畜がいる家の子はアレルギーになりにくい。農家の家のホコリにはエンドトキシンと呼ばれる細菌成分が多く含まていた。エンドトキシンの最大の発生源は家畜や小動物のフン。
・フィンランドではペットのいる家庭で育つ赤ちゃんは、飼っていない家庭の子供に比べて、風邪を引きにくいという実証結果あり
→小さい頃に動物園に連れて行くのも効果あり。
・ドイツの調査で、旧西ドイツ人生は、旧東ドイツ人に比べて、アレルギー患者が2倍、花粉症患者は3倍も多いことが判明。また衛生状態の悪い東南アジアには、花粉症患者はほとんどいない。
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どの健康本でもやっぱり
腸と運動!
・・・以下メモ・・・
腸内フローラは幸せを作って出荷する工場のようなもの
お母さんの膣から菌をもらえる
→う〇こからももらえるから出したほうがいいらしい笑
初乳からももらえる
→数ヶ月で初乳による免疫効果がなくなるから、ワクチンが必要
ワクチンは獲得免疫、自分で作るのが自然免疫
→ナチュラルキラー細胞
→腸がいいとこれが多い
三歳までに菌が決まる
→外から新しい菌がやってきても前から住んでる菌に追い出されてしまって定住できない
→菌の数は増やせる
「菌が喜ぶ生活」
・3食きちんと食べる
・よく噛んで食べる
・甘いものを食べすぎない
・消毒液や除菌剤を使いすぎない
・自然の中で楽しく遊ぶ
・いろいろな人と触れあう
・ゆっくり呼吸をする
・お日様の光を浴びる
・運動をする
・時々大笑いをする"
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面白かったな!
腸活 菌活 のまた参考になったな。
子どもたち2人 たくさん土で遊ばせた幼少期を
ああ あれでよかったなあ と 安心しました。
おかげさまで 小学校中学校になったいまは 丈夫な体なのかな。菌様に 感謝。
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帝王切開と自然分娩はどちらがいいのか?
3歳までに英語教育に力を入れるべきか、自然でたくさん遊ばせるべきか?
たくさんの疑問が少し解決した。
色々な見方があるだろうから、他の本も読んでいこう。
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腸内細菌は、小腸や大腸に200種類
体中の免疫細胞のおよそ七割が腸に集結腸内細菌の種類とバランスは3歳までに決まってしまう
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オーディブルで。
本当に?と懐疑的に聞き始めたけどなるほどと思うことや大人にも参考になることがいっぱいあった。他の同種の本も読んでみたい。
・腸は第2の脳(神経で繋がってる、ストレス等
相互に影響しやすい)
・3歳までに腸内細菌の種類が決定する
その後は種類は増やせない
・腸内細菌の増やし方
①スキンシップを行うこと(父母、祖父母、
親戚、友達との交流)
②土の上で遊ばせる(土壌菌と触れ合う)
③動物とのふれあい(動物園、ペット)
④除菌しすぎない(獲得する腸内細菌が減る、
アレルギー等にもかかりにくくなる)
⑤食べ物を意識する(野菜、豆、穀類、海藻、
発酵食品、オリゴ糖、食物繊維)
・腸内細菌が喜ぶ食べ物
善玉菌を含んでいる発酵食品(プロバイオ
ティクス):納豆、ヨーグルト、漬物、味噌、
チーズ、酢、キムチ、鰹節
善玉菌を増やすオリゴ糖:大豆、ごぼう、玉ねぎ、
キャベツ、バナナ、とうもろこし、長葱
善玉菌の餌になる水溶性食物繊維:大麦、昆布、
わかめ、ひじき、里芋、りんご
腸の運動を促す不溶性食物繊維:玄米、キャベツ、
レタス、さつまいも、大豆
・食品添加物や抗生物質は細菌を減らす
・3歳以降は細菌の種類は増えないが、既にある
細菌の数を増やすことはできる
・善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌etc.)を増やすこと
が大事、食べ続けること。
・善玉菌増のため生活の中で意識すると良いこと
・副交感神経(腸の働きをコントロールしている)
が優位になる生活をする
=生活リズムを整える(三食食べる、十分な睡眠、
適度な運動、日光浴びる)
・よく笑う
笑いがもたらすリラックスした空気が副交感
神経を優位にする、免疫力UPも出来る
・夕食は寝る2時間前に済ませる
・脳の発達は子供の頃の経験,環境に左右される。
生後3年までの"脳発達の臨界期"は知識的な
早期教育<感覚的経験※IQ121以上の天才は
7歳までは大脳皮質の厚さが平均より薄い
=感覚的経験のが多く積んだからとされている
・肥満は腸内フローラの組成に影響される
バクテロイデスモン>フィルミクテスモンにする
・風邪にかかりにくくするには、NK(ナチュラル
キラー)細胞*を増やす、*食生活や精神的ストレス
の影響を受けやすい=食生活を整えて腸内細菌を
増やし免疫細胞活性化させ神経伝達物質の合成
を促してストレス耐性のある身体を作る
・200種100兆個の腸内細菌の主な種類
◎善玉菌:病原菌の繁殖を防ぎ免疫を高める、
消化吸収を促す、便の性質を改善するetc.
ex)ビフィズス菌,乳酸菌
◎悪玉菌:数が増え過ぎると下痢便秘肌荒れの
原因。ex)ウェルシュ菌,大腸菌(一部)
◎ひよりみ菌:多い方に加勢する、多くは土壌菌。
ex)フィルミクテスモン(太り菌),
バクテロイデスモン(痩せ菌)
・理想バランスは善:悪:ひ=2:1:7
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母から勧められて読んだ本。
うちの子が風邪を引かないのは、やはり私が除菌出来るものを一切もっていないからかな?!
…と言うのは冗談として、
結論、発酵食品を摂る、食物繊維を摂る、夕食は早く食べる、3食食べる、よく寝る、よく遊ぶ、笑う、って言う、まあ「規則正しい生活」と言うことなのかな。
でも、いろんな菌を貰うために除菌し過ぎない!くらいは可愛いもんだけど、「自閉症の子は腸内細菌が少ない!」とか、「アレルギーは添加物のせい!」とかって、結局全部「母親責任論」になってしまわないか心配。
あなたのお子さんが自閉症なのは、3歳までの食生活が原因です。なんて言ったらどうなっちゃうのよ。。。