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残忍な場面などがないので気持ちも暗くならず、歯切れが良くてどんどん読み進めます。でも、自分がが抱えている真実って、身を挺してまで伝えなければならないのでしょか。それに付随して、終わり方があまりにもふんわりして余韻すらないように感じます。「え?だから?」と、いう気持ちになります。
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「人の不幸は蜜の味」とばかりにバズりそうなネタをYouTubeにアップし収入を得る輩が大嫌いだ。
『野依美鈴のブレイクニュース』は再生回数1千万回越えの超人気チャンネル。
美しい容姿と涼やかな声を持つ野依美鈴、なんだかいけすかない。
ところが読み進むに連れその第一印象は大きく変化して行く。
児童虐待、冤罪事件、パパ活、取材には危険が伴い視聴者からは罵詈雑言の嵐。
何故そこまで?の真相が分かった瞬間、熱い思いが込み上げた。
SNSに置ける誹謗中傷、権力を盾にした不正、糞くらえだ。
SNS全盛の今だからこそ読むべき作品。
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ふと、薬丸作品が好きなのに読みつくしていないことに気づき、かたっぱしから読んでいこうと手に取りました。やっぱり面白いですね。引き込まれます。
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刊行は2年前。
時に流れが薄っぺらく、潮流に押し流される危険性もある中で社会問題もそれに準じて 中身がないまま、ネットの文言に振り回されている感が強い。
パパ活、8050問題、母子関係と児童虐待などを取り上げ、「鋭く、実情に切り込む」との看板で人気上昇の野依=??
この招待がラストで割れて、また急転回させているのだが、全体としては 軽佻浮薄臭が強かった。
読むのがだれて。。どの登場人物にも共感は無論、考えの受容には至らなかった。
youtubeの功罪にも多々プラス面マイナス面が見えてきているし。
当初に比べると絶大なる人気というような独り勝ちステイタスは成立しえないとなってきている。
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ガッツリ重たいものを読みたい時、私の中では薬丸岳。ただ、本作は装幀からしていつもよりライトな感じだった。
YouTubeやSNS等、若年層にも読んでもらいたい内容だったので、この作品はこの読みやすさでいいのかもしれない。
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とても読みやすく一気読みできました。
冒頭のつかみや中盤は真相に迫っており面白かった。
途中までは面白かっただけに結末に向けての失速感があり、☆3
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全体としてはまあまあ面白かったんだけど…なんか途中ダレてしまった…(小説の問題、というよりも、自分の興味関心の問題?)。
ネットニュースで社会問題に切り込むという題材そのものは面白かったし、最後まで読み進められたわけだし、全然ダメではないんだけど…ふつう…。
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YouTubeでネットニュースを配信する野依美鈴。様々な社会問題を扱い、ネット上での私刑や無自覚な指1本で拡散されるフェイクニュースなどの諸問題について、考える契機にはなるかもしれない。だが、美鈴や詩織を始め、デジタルタトゥーを恐れず戦おうとする人たちの死闘がもう少し報われる形で描かれて欲しかった。扱われるテーマの重さの割に読みやすいが、その分浅くなった印象。ヘイトスピーチの話が面白かった。
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連作短編集。YouTubeの人気チャンネル「野依美鈴のブレイクニュース」。美鈴は、テレビや週刊誌では圧力がかかって扱えない問題を切り込んでいく。ネットデジタル社会に警鐘を促す社会派小説。美鈴の過去が見え隠れし「ブレイクニュース」を立ち上げた真の目的が見えてくる。実名顔出しによるデジタルタトゥーは怖い。
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作品紹介に記載があるように、引きこもりやパパ活、冤罪、ネットの炎上など、現代の社会問題を取り上げたユーチューバーの物語。こうした事件について、真実を抉り出すのは、YouTubeか週刊誌の記者か。マスコミの真似事と揶揄され、誹謗中傷も多く、過激な動画。ユーチューバー野依美鈴の番組は視聴回数が1千万回を超えることも少なくない。自称ジャーナリストを名乗る彼女の正体は。
組織に縛られないユーチューバーならではの自由度による疾走感と、一つ一つのニュースを通じた人間模様とどんでん返し劇が、漫画を見るようで面白かった。
再生回数は知名度や資金となり、影響力となり、取材力となる。ペンは剣より強しだが、言葉にせずとも相手の反応を伝える動画はそれらより強そうだ。同じ目線で同じシーンを見れば、大抵は同じ感情を引き出す。そうして取材対象をストーリー化し、無言の主張も可能となる。
しかし、取材される側はたまらないなという恐怖も。こうした新たな文化が、人間社会全体に監視の雰囲気を与え、クリーン化していく一因かも知れない。良し悪し。
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まだ得体が知れないミステリアスな段階では喪黒福造。
各章がつながりを持ち始めると勧善懲悪の物語。
ペンはネットに置き換わり、肉体的暴力から見えない暴力に、目に見える特定の相手から見えない不特定多数の相手に、そしてその大きな力は自分に向いたり相手に向けたり。
う~ん、束の間でもスマホから離れるために読書習慣を始めた私は正しい選択をしたようだ。
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現代の話。
正義とか正しいこととか。
うーん、なんだろうなぁ。
ネットが普及して、SNSが普及して
自分の生活にもなくてはならないけど。
最近ちょうど感じていたのは
消費されるスピードの速さだな。
SNSであっという間に拡散されて
トレンドになって炎上して、
でも早ければ次の日には
また違うことがトレンドになってる。
あっさり忘れられてしまうのに、
でも消えない。一生残る。
ぼんやりそんなことを
読みながら考えてた。
どれだけ話題になっても、
どれだけ拡散されても炎上しても
人に「ほんとのこと」が届くかは
別のことで。
だから、伝えたいことが
届くといいなと思う。
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興味深い内容ではあるけれど、ラストがイマイチ。
ただ現代のSNSのいや〜な部分が描かれていて、読んでいて気持ちの良いものでは無かったけれど、SNSへの向き合い方だったり、意識だったりを考えることが出来たのは良かった。