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戦国時代の息吹を感じさせられた小説であった。世良田氏を取り巻く戦国時代の登場人物が生き生きと描かれ、しっかりと豊富な資料を読むくだされた執筆ぶりで、当時の合戦の様相を簡単に想像出来る。
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上巻に続き。
德川家の嫡子として、誰を後継者にするのかがほとんどテーマなのでは?という感じで進んでいく内容。
各方面忍を使ったり、隠密裏に動いていくのだけれども
しかしながら、戦国の世の女性達は怖いなと。つくづく。
ラストがやや駆け足気味で、個人的には物足りない感じがした。
でもまぁ普通に面白いので。
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4/30-5/10
だんだん読むスピードが上がってきたことを実感
しかしこれ以降試験勉強に注力しようかな。
さてさて、なんというか、思いもよらない結末だった。
家康が身代わりでなかなか悪いやつで、さぁ、どういう終わり方するのかとはらはらみていたら、
信康と一緒に次郎三郎死んでしまった。
うーん。
最後の方は息を止めて読みましたよ。
面白かった。
そもそも井伊家のことを知りたかったのに、井伊さんはちらりとも出てこなかった。
歴史小説。
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徳川家康が三河統一時点で暗殺され、代わりの人物が家康になる。誰が家康を暗殺したかの謎がある。
信康誕生後に家康は入れ替わっており、断腸の思いとされる築山殿事件には別の見方が成り立つ。信康は入れ替わった家康の実子ではない。それ故に入れ替わった家康にとって信康が死んだ方が都合が良い。しかし、全てが家康の陰謀ではなく、信康の家督相続を期待する側も築山殿のヒステリーや徳姫の嫉妬に振り回された。根本的には家康が入れ替わったという周囲を欺く無理が不協和音をもたらした。やはり、騙すことは良くない。