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「♪だ〜りお〜↑脱がすなら〜↑こ〜いう具合にしやしゃんせ〜♡ キレイッ❗カワイー❗ヨヨイノヨイ✌♪」
東京都出身、芸能事務所レプロエンタテインメント所属の女優、内田理央さんの通算6作目となる写真集です。出版元は主婦と生活社、撮影は三瓶康友さんです。
梵語調の愛称を授かり今般ポリコレ案件の某番組にもめげず人気女優へ駆け上がるシンデレラストーリーを実現してしまっただーりお。かつての苦労を知る身からすれば感慨深いものがあります。
ものの見事に羽ばたいていったYouが何しにグラビアへ?などと思わなくもなかったのですが、見てみると意図が見え隠れ。なる程よくよく考え臨んでいるな…なんて思わされてしまいましたよ。
80’sシティポップ風のイカした表紙が目印。それでいて中身のほうは気心知る幼なじみ的雰囲気で庶民派ロケ地をだーりお散歩。お部屋に戻ってお着替えタイムではpeachが丸見えOh!Back!.
初心に帰る勢いでサービスショット乱れ撃ちなのですが、一方当のご本人は自棄になってる訳でもましてや悲壮な覚悟が漂ってる訳でもなくて、むしろ「も一枚脱いじゃお〜♪」ってな感じ、なんだかとっても軽率なテンション。
あまた存在するグラビア作品には古今東西「建前」で糊塗した「ホンネ」が隠されていて、タレントレベルが上がるに連れその手が込むのは皆様よくご承知の通り。逆に言うと掲載されている以上何かしらの意図がある…と調教されたオタク程つい大袈裟に解釈する悪癖が身についているのです。
節々から覗くだーりおの「脱いじゃお❗」ってな態度が本人に拠るものかどうかは知る由もありませんが、レトロをフィーチャーしコミカルなまでにグラビアで遊んでいる構成にあるいはノせられている部分もあったのでは無いか…と。
「袋とじとかwwwこれぞグラビア❗ってやつ❓」
「大磯ロングビーチ!見たことある〜↑↑」
「スカート短い…でもボウリング楽しいからいっか笑」
「だーりおのおしりが見てぇんだよ!」というホンネに対し「グラビアイズエンターテイメント!」という建前で応えたディレクションの勝利と私は解釈…え、強引?
ベストショットはやはり袋とじの「アレ」。アングラオタク宜しく○○○○ヤッちまう公式のバカさ加減に幸多からんことを…。アーメン。