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国家転覆、反乱、革命を目指して暗躍する、ケルシャー率いる盗賊団。補佐役のドクソン(普通の人間?)、《なだめ屋》のブリーズ、《殴り屋》ハモンド、《けむり屋》クラブス、《錫の目》スプーク、《さぐり屋》マーシュ、それぞれスペシャリストのキャラがまた濃いというかなんというか。ヴィンはといえばルノー家のお嬢様として社交デビューすることになり、テリス族《たもちびと》のセイズドに手ほどきを受ける。このセイズの執事というか従僕っぷりがまた頼もしく、そつがないというかなんというか。ヴィンがどんどん成長して、ドレスを着こなし、舞踏会をこなしていくのが読んでいて楽しい。そしてまた、王子様と恋の予感??
1巻目に引き続き、時折挟まれる「合金術」の描写は新鮮で、とくに、複数の「金属」を使いこなす《霧の落し子》の戦いのシーンはスピード感がある。金属を体内に取り込み、それを《燃やす》ことによって、人の気持ちに働きかけたり見えないものを見たり、鉄や鋼を「押し」たり「引い」たりして空高く跳躍したり、筋力を増強したり。コインを投げ落としながらの夜空の散歩は自分もやってみたい!と思ってしまう。高速移動までできてしまうなんてなんて便利。ただスーパーマンになってしまうのではなく、能力に制約があるがゆえに面白みが増す。
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スカーという奴隷階級の盗賊出身の主人公が、今回は貴族の娘に化けて社交界デビューします。
情報収集のためなのですが恋しちゃったりするかもー?
第二の主人公とも言えるケルシャーの本当の目的というものが気になります。
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2010年8月3日読了。
ミストボーン・シリーズの第二巻。
面白いね~。でもまだ謎がいっぱい。
支配王とは何者なのか?ケルシャーの本当の目的は?
エランドは何を考えているのか?
ヴィンはこれからどうなっていくのか・・・。
個人的にはエランドとヴィンの恋の行方は?と、登場人物の今後の安否が気になります。
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中間、まさに中間。
あいかわらず強烈な引きはないです。
もちろん中身は面白いです。
ただ最初に書いたとおり中間なので良いとも悪いともいえず。
3巻目が楽しみです。
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第1部の2巻目。準備段階も終わり、主要な登場人物が配置されて、どんどん世界観が描かれていく巻になっています。
中盤頃までは主人公が貴族社会に溶け込むところを中心にではありますが、順調にいっています。ただ、後半になると計画が破綻してしまうという、急展開が待っています。この状況で、残り一巻で終の帝国をひっくり返せるのか?、と結構いいところで終わります。
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あっという間に読了。
ヴィンの成長ぶりや恋話は微笑ましい。
一方、鋼の尋問官との戦闘などアクションシーンもGood!
最終巻でどうケリをつけるのか楽しみ。
ケルシャー死んじゃうんだろうなー
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エレンドが絡み、支配王に対抗するための作戦も本格的になってきて、面白くなってきたけど、ちょっとジュブナイルっぽいかな?
ヒロインが16~17歳ということで、意図してそういう訳にしているのかもしれませんが……。
支配王、最後に登場、かなり強力そうで、1部の最終巻でお気に入りのキャラが一体何人残っているのか若干の不安を覚えつつ最終巻に突入します。
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ヴィンも年頃の女の子だもんね。その変化が嬉しいような心配なような。支配王の思わせぶりな描写もあって、次巻がとても楽しみ。
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一気に読了。
ほんと面白いシリーズだ。
強固な世界設定と、ぐいぐいと迫ってくるリアリティ。
変わり続けていくヴィン。けれど、変わらないヴィン。
揺るぐことなく、信念を貫き続けるケルシャー。
あまりに強大な支配王を、いかにして打ち倒すのか?
次の巻が楽しみすぎる。
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いきなりの中だるみ。
ヴィンの社交界での立ち回りにもう少しスリルが欲しい。
イェデンの暴走はそれにいたるまでをもう少し描いて欲しかった。
全体的に緊張感がない。
それを次で覆してくれるか?
ささ、次巻へ。