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久しぶりの猫弁。
登場人物を思い出すのに時間かかった(笑)
百瀬の真っ直ぐな純粋な、ちょっとズレてる感じが相変わらずで
ホッとしちゃった。
物語は出来すぎた奇跡の繋がり感だったけど、、百瀬と服役してる母親との会話はウルッと来ました。
お母さん……凄すぎる‼
カッコ良すぎる‼
やっと百瀬と亜子に進展があったので、これからもシリーズを楽しみに待ちます
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爬虫類を喫茶店に置いてきてしまったり、サモエドを交番に届けることになったり、一体今回はどうなるのか?と思っていたら、全てが繋がっていって見事。新宿区にサモエドって冷静に考えてすごい図。。。
昨今話題の女性の活躍だったり、政治家のことだったり、環境保護だったり少しピリリとしたとこも。勝子の杉伐採計画はどうなるかと思ったけど、落ち着くとこに落ち着いてよかったし、まさかの方がね……。
百瀬も亜子さんとの関係だったり気持ちが少しまた変わってきたのかな。一見変人だけど何事にも丁寧で、そういうとこが良いんだろうな。
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猫弁新シリーズ2作目ですね。
正直な弁護士百瀬と婚約者のまっすぐな婚活アドバイザー亜子の心揺さぶれる物語。
大山さんの作品にはいつもほんわかさせられながらも、人生の機知と人情の深さを感じられます。そして涙も、ついもらい泣きしてしまいます。今回も最後のページでやられました。
前作で登場した直ちゃんも浪人生として大活躍。亜子の親友の春美も一役かっています。
今回は二世議員の宇野勝子の二回目の選挙をめぐる事件に巻き込まれての騒動劇。
登場人物の妙と人間模様にハラハラドキドキで楽しく優しく読了してしまいました。
百瀬と亜子の婚約騒動も引き続き、次回作がとても気になります。
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2022/3/16
すばらしい!やっぱり素敵!
もうさ、先生さ、奥手すぎて焦れるわ!って思ってたけど、さすが突拍子もないもんだからいきなり同棲に持って行くのよ。
カッコイイ!ってなってしまったわ。
今回の依頼者の皆さんも納まるところに納まってすごく気持ちがいい。
偶然過ぎる繋がりも、そりゃそんなことも起こるよ。だって猫弁だぜ?ってなる。
神様だって猫弁を愛しますよ。そりゃあ!って。
熱出ちゃったり慌てて二次遭難するのも愛しい。
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異次元の頭脳のキレを見せる人権派天才弁護士・百瀬太郎の活躍を描く。
東京大学在学中に司法試験に合格。首席で卒業した百瀬の選んだ職種は弁護士。
だがたまたま扱った世田谷猫事件を円満解決に導いたことで、世間から「猫弁」と認識されてしまった百瀬に持ち込まれる依頼の多くがペット(特に猫)に絡む問題。
それがどんな依頼であろうと誠実に取り組む百瀬は、今日もペット絡みの案件解決に奔走するのだった。シリーズ7作目。(第2部2作目)
* * * * *
冒頭から作者の仕込みが炸裂!
プロローグは百瀬太郎小学校4年生時の思い出で、「犬」に因んだ臨時教師のエピソード。続いて大型犬サモエドが、さらにはカメレオンまで登場し、猫弁事務所の居候が増えるかもしれないと、ハラハラさせる序盤。実に見事な掴みです。
おまけに、これらは伏線として後で重要な意味を持つのだから、さすが大山淳子さんです。
ただ、意表をつく展開で読後の満足度が高いというのがこのシリーズのウリなのですが、今回は少し勝手が違いました。
百瀬の扱う案件に亜子を別の方面から絡ませようとしたため、展開に強引な印象が拭えませんでした。
それでもエピローグのメデタシメデタシ感は爽やかな味わいを残してくれたし、何より百瀬と亜子の結婚問題の進展は喜ばしい限り。
だからご祝儀も兼ねて☆5つの評価にしました。
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シリーズ7作目。
今回も猫弁始め、登場人物皆の心の清らかさや優しさにほっこりした。
宇野カツさんの花粉症対策や活動も今後どうなっていくか楽しみ。
百瀬と亜子はようやく一緒に住めることになりそうで良かった。
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奥深くしまっていた記憶が湧き出してくる。
湧水が出てくる様に一滴一滴。やがては心に満ちる様に。
いい本でした。
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誰も思いつかないような公約を。
無くなれば喜ぶ人たちは少なくないだろうが、それを実現させるために無理な伐採を行っていれば別の問題が直ぐに起きていただろう。
どんな形であろうと失った時間を取り戻すことは出来ないが、新しい想い出を作るには遅いことはないよな。
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何だろう、結局何も解決していないのに、満足した気持ちで読み終われる。それって、自分が見付けた夢に向かって前向きに進もうとする強い意思と意欲が、ほのぼのとした物語の展開の中でも、しっかり伝わってくるからかな。猫弁シリーズ、ずっと続いてほしいな。