自分の好みと合わなかった、という残念
2022/03/08 19:00
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投稿者:Yodoyabashi - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで立ち読みし、冒頭は最高!
途中までの感想は間室道子さんが書かれて、本の帯に採用されていた箇所もその通り。
だだ、私が読みたいと思っていたものとは違いました。
それは作家の書きたいものとは別なのでしょうが。
登場人物がぶっ飛んでいるのはいいですけどね、人の力では変えようのない物理とかのところは守って欲しかったな、と思いました。
そういえば、お隣にいた人はその後どうなったのだろう。
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おじいちゃんスパイが市長を暗殺しに行った先でさまざまなことが起きるユーモアスパイアクション。
読む前は帯を見てなんかわけわかんない感じだったらどうしようとびびっていたんだけど、読み始まったら見事に訳わかんなくて楽しかった。読んでる時の気分は「ヒッチハイクガイド」とか、映画の「知らなすぎた男」みたいな感じ。笑える箇所あり、ぶっ飛んでて意味わかんないとこありでよかった。後半にいくにつれて、テーマがなかなか重めな事がわかって切なくなったりして、でも続きがめっちゃ気になったりして。こんなユーモア小説をもっと読みたい。
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73歳の新人スパイ。はじめての任務で市長暗殺を命じられる。そのはずがその市長と友だちになってしまう。そういうところから始まるのだけれど読み始めるとどこへ向かっているのか全く読めない展開と謎の人物が多数登場したりとよくわからない物語。前半は特にユーモアがあって面白く中盤以降は主人公の内面の変化などが感じられてきて違う展開も待っている。著者の前二作同様にこういう作品が読めることが嬉しい。他にあるようで見当たらない物語。巻末にある伊坂幸太郎さんとの対談も面白い。
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タイトル通りのスパイが奮闘する長編ナンセンス小説。ふざけていながら、どこか哲学的でおもしろい。73歳の新人スパイ・ルーキー。コードネームがニックネーム化し、成り行きでターゲットと仲良くなる筋金入りの残念さ。そんな彼の一人称なので、何もかもが心許なく疑わしい。先が読めないまま移民や人種差別などの社会的テーマに翻弄されつつ、最後はみんな収まるところに収まり、任務の真相が判明するまでを楽しんだ。
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ニホーン国に属する73歳のざんねんなスパイ。
冒頭からざんねんなスパイぶりを存分に発揮したかと思えば
いや、ざんねんなスパイでもないのでは?となり
でもまあざんねんっちゃざんねんなスパイかーとなったりするなど。
あとやっぱり出てくるでっかい動物。
最高最高最高!!!
てっきりまた煙に巻かれる感じかと...。
なんというか思いがけずクリティカルというか、核心を突くというか、表現は相変わらずユーモラスなんだけどシャープな出来でもあった。
見放された男のさみしさの唄だったものが、気づけば見放された街の自由を歌っているようにも聞こえてきたり。英題もとっても粋。
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泥酔して眠った夜の、脈絡のない夢のような話。
先が読めない(読めるわけない)展開の連続。
オススメできる人はよくわからないが、とりあえず読んでみてと言いたい。途中でやめてもいいから。
どうしようもないカオスな展開に襲われ続ける主人公73歳が、だんだんカッコいいような愛おしいような気がしてくる。
ハードボイルドな気もする。
本人より引用
『だれもが酒に酔っぱらって車を走らせ、ひと晩じゅう自分の帰る家を探しつづけている。そんな家などどこにもないのに。』
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個人的にすごい面白かった‼︎
本で笑っちゃうことはあんまりないけれど、この本は笑えるくらいおふざけがたくさんあって面白かった笑笑
何回も同じ言葉回しがあって読むのに引っかかる時もあったけど、次の文章には話の展開ガラッと変わって、どんどん読み進める感じ
普通の小説でも次のページで話の展開が変わるとか先が読めない感はあるけど、この本は次の文章には予想もできない迷作感がある笑
主人公73歳のルーキーおじいちゃんスパイ、周りのキャラが濃くて良い
スパイなのに、ダメっぷりが面白くて、アイヤー好きだな〜と感じてました笑
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タイトルと冒頭一行目だけでその後の展開がうすうす想像できたのに、それ以上のぶっ飛んだ展開。そしてそれが最後まで続くのだから面白くないわけがありませんでした。ただ突拍子のないことだけやっているのではなくて、ちゃんと物語としてもきちんとしているのもすごいと思いました。”フリースタイルオクラホマミキサースペシャル”の語呂の良さが大好き。もっといろんな話を読みたいです。
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相変わらず荒唐無稽な世界観。
いろいろ想像しながら読むのだけれど、なかなか像が結ばなくって。
背景も、どうしてもアメリカっぽいものを想像してしまうが、二ホーン国の話らしいし…
73歳のスパイ…想像できないでしょ。登場人物たちも意味不明すぎて、面白い割に実は首尾一貫してたりして。
ギリギリを攻めてるというか、アウトっぽいところもあるけど、これが小説の醍醐味。
次作も期待。
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ずーっと、絶対任務を命じられてると勝手に思い込んでるだけだろ!って思いながら読んでました(苦笑)
はちゃめちゃで、文章もところどころ、「何?この表現」ってつっこんでました。
とにかく文字が多かったので、読むまで時間がかかりました。
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本の帯で伊坂幸太郎が絶賛していたので買ったみたけど、同じく本の帯に書かれていた書店員さんの「何かの電波を受信したか高熱に浮かされたとしか思えない」のコメントのほうが近いと思った。主人公のツッコミは所々面白かったけど。
あと、やたらとひらがなが多いと思った。ストーリーに関しては人類には早すぎた小説だと思った。
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独特すぎる世界観。
信じられるものは何もないとか、予測不能とかいうキャッチコピーはミステリー小説にありがちだが、この小説こそがある意味ミステリー。
と、思っていたが、現代社会の問題に深く踏み込んだ作品にも感じられる。
自分と他人を分ける概念は一体何だろうか?
主人公は自らを、「スパイ」であることを理由に社会や他人と明確に区別している。
しかし、スパイであることは物語の大きな潮流にほとんど作用しない。
自分を確立するための「役割」が他者との繋がり、社会との関係に左右しないという不条理が描かれていると感じた。
人間にとって、自分と他人を明確に区別することは必要か?
区別したところで、社会の流れ、他人との関係が変わるのか?
そんな疑問を投げかけてくれている作品に感じた。
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日本語なのに理解するのが苦しい一条次郎ワールド
今回もなかなか難解で、読み進めるのにストレスがかかる。
しかし今回は、人種差別や紛争についても触れ、
一つのテーマに沿って話が作られていたのかと後半になって気づく。
気づくがしかし、めちゃくちゃな世界なので感動も何もない。
ある意味すごい。
重たいテーマなんてことはない。
一つのエッセンスにしかなってない。
白米を食べて、一瞬感じる甘味ぐらい
一瞬で過ぎ去ってしまう。
途中読む事を辞めてしまった人、
伊坂幸太郎さんと一条次郎さんの対談だけでもぜひ読んでほしい。
ふたりのテンションの差が最高に面白い。
いやほんと、フリースタイルオクラホマミキサースペシャルって何だよ。最高。
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なんなんだこのお話は、と思いながらも先が気になる小説でした。本当にふざけているだけ?本当に人種差別などの大きなテーマは後付けなの?そう言ってるだけですよね。
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本屋でたまたま見つけて面白そうだなと購入。
ずっと我慢して読み進めたが、結局何のこっちゃ!で終了。
さして面白くもないブラックジョークのオンパレード。
最後になる程と思わせる展開も無く、お金と時間を無駄にしたような作品。