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聞くと聴くのメリット
2022/08/07 08:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカ人ジャーナリストが、沢山の文献やインタビューを通して「聞く」と「聴く」がどれほど大切なことかを語った本。
内向的な性格で、話す、伝えることが苦手な私。自分は聞き上手なんだなって言い聞かせていたのに、どうやらそうではないらしい。ガッカリ笑
むしろ内向的な性格の方が、聞く行為を難しくさせるみたい。話せない聞けない私、終わってますやんって思いながら読み進めたら、こんな私でも、優れた聞き手としてできていることがあった。それは間や沈黙を受け入れること。まあ単に考えを口に出すまで時間がかかるっていうのもあるけど。
この本で聞く、聴くことがどういうことかを知ると本当に聞き上手な人は数少ないんだろうなぁと想像できる。
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https://yoshimor.hatenadiary.jp/entry/2021/11/29/053000
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3度目読了!!!ついつい聴くより提案、意見や発言したくなる現代の世の中ですが、まず“聴く姿勢”を心掛けることで相手の頭と心の中で何が起きているのかをわかろうとする「あなたを気にかけているよ」と行動で示すことの重要性を再認識。自分の考え、感情、意図を持ったひとりの人として理解され、価値あるものとして大切にされたいと個々人が切望していること。聴くの極意がたっぷり❕❕
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「ほぼ日」CEOを辞めたあと、「聴く」仕事を始めた篠田真貴子さんの監訳。私自身が傾聴ボランティア活動をしていた事もあり、本書で紹介されていることのひとつひとつに「なるほど!」と「そうだったのか!」と発見や反省が有り、覚えておきたいワードもたくさん。「聴く」はすべての基本だな、と改めてその奥深さに驚き、救われる。
(ただ「知性豊かで創造力がある人になれる」のサブタイトルが恥ずかしい…)
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"YOU'RE NOT LISTENING" が原著タイトルのようで、私も妻からよく言われる一言。会話には我慢が必要で(chap.8)、「アドバイスをしよう」と思って聞くと失敗し(chap.12)、人間関係を破綻させるもっとも多い原因は相手の話を聞かないこと(chap.16)。
いや、わかってはいるのだが、、という点かもしれないが、ものすごく多くのエピソードから「聞く」や「聴く」を再発見したかのような読後感で、働きかけてくるものがある分厚い本でした。
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聴くことの重要さを500ページに渡りまとめた本。
聴くことは学ぶことであり、人の話をじっくり聴くことで、知性豊かで想像力がある人になれる。
次に何を言おうか考えながら話を聞くと、聞くことに集中出来なくなり、不適切な返答をしてしまう。これ自分がまさに陥っている内容であり、治していかないと行けないと切に思った。
この本はかなり平易に書かれており分かりやすいが、何分500ページもの大容量であり、とても1回の読み込みだけでは理解して実践出来そうにない。何度も読んで血肉にしていきたい。
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【今の時代に最も必要な力?】
超情報化社会になり、自分と異なる価値観を持った人々と繋がらざるを得ない時代になった。
同じ見た目をした人間同士でも、価値観や思考のクセは千差万別。そんな「異なる者同士」が1つの組織(会社、家庭、地域コミュニティ)を創り上げる上で、最も重要な力、それが本書で繰り返し述べている「聴く力」である。
【他者と共存する】
誰もが他者とより良く繋がり、共存したいと思っている。それ故、誰もが「より良く話したい」と思っている。
しかし、他者の心を動かし、自分を受け入れてもらい、繋がり、共存していくには、むしろ「聴く」事の方が重要である。
敬意を持って「聴く」という姿勢が自分に向けられた時、他者は初めて相手(聴き手)を受け入れる。
【聴くとは?】
自分の価値観や解釈、相手に対する評価、相手をコントロールしたいという欲求を全て脇に置いて、
純粋な好奇心をもとに「ただ相手の話を聞く」、これが「聴く」という事である。
【何故聴けないのか?】
しかし、これが中々難しい。なぜ難しいのか?その理由を科学的に、心理学的に解説している。
なぜ?がわかるだけでも、冷静に他者の話を聴きやすくなると感じた。
【忍耐と尊敬】
結論、相手の話を「聴く」ためには忍耐を必要とする。
また、自分の価値観を脇に置くという姿勢には勇気も必要である。
その忍耐や勇気の根源は何なのか?それは相手に対する尊敬や「相手と繋がりたい」という純粋な「想い」なのではないか。
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メモ
p.160
他の人に対してオープンでいることや好奇心を持つことは心の状態であるのに対し、細やかな反応をして相手の視点を認めることは、訓練で伸ばせるスキルです。
優れた「聴く力」は生まれつきではない。鍛錬によるもの。
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聞くことの大切さについて語られた本。
人は往々にして聞くことが苦手であるが、その大半は、次の自分の発言について考えており、その瞬間に聞くことが疎かになっているから。
また、自分の意見に対して否定的な意見を述べられると、本能的に怯えや怒りに繋がり、聞く力が削がれてしまう。
こうした人間の特性を理解しながら、いかにして人の話を聞き、信頼を得ていくのかについて語られている。
学びは多かったが、文章としては冗長であったように感じる。
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読み始めて十数ページ、なんだ、知っていることばかりじゃんとか、当たり前のことしか書いてないなあ、と思ったが、それこそが人の話を聞いていない証拠だと気付き、反省とともに謙虚に熟読。聴くと言うことは、その人がなぜその発言をしているかと言う、発言の奥にある真意に辿り着くことだと理解。聴くって大事。「ラベリング・シグナリングに惑わされないこと。表面的なメッセージと、人となりは異なる」「話し手と同じ感情で聴く」「なぜ赤ちゃんの泣き声が気に障るのか」「少し考えたい」「言葉を聞くのではなく、状況を感じとる」
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20210914
「聴く」ことの奥深さを改めて理解できた。
胸に刺さったのは、
「逆説的ではありますが、生きた実感をいちばん味わわせてくれるのは不確実性です。」
これぞまさに最近意識しているコンフォートゾーンからの逸脱につながるな、と。
もう少し話を聞いてあげればよかったな、という人がいるけれども、
その人の話をじっくりと聴いたことがあれば物理的に一度離れてしまっても、また同じ波長に戻りやすいんだって!
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レビューはブログにて
https://ameblo.jp/w92-3/entry-12699316748.html
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2022年秋に買ったのだが積読のまま。春からマネジャーになるのにあわせて週末にあわせて一気に読んでみた。
結論)
・記者らしい読みやすい文体で、引用も多く説得力はある
・各章とも独立しても読めるので職場でも実践的に使えそう。
・耳の内部がどう「聴く」かの説明は目からウロコだった。
・仕事のために読んだつもりが、家庭でやっていないばかりだと気づき猛省。苦笑
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■聞いてもらえると安心する■殺人犯は聞いてもらえないことが共通点■では、listenの力とは?読んでからのお楽しみ^ ^
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自分は、話が下手だから人の話しを聞く方だ、とこれまで自称していたが、聞くのもずっと下手くそだったと気付かされた。