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読みやすくて、フェミニズムについての理解をまた深められたと思った。
理不尽な事には怒ってもいいんだと思えた。
その相手がたとえ大切な人だったとしても、自分が感じた不快を無かったものにしたり、見ないふりなんてしなくていいのだと。
同時に自分がやらかしてしまった事や発言に、読みながら目を覆い耳を塞ぎたくなったけど、きっと自分だけじゃないんだと、これからアップデートしていけばいいのだと背中を押してもらえた。
自分の浅はかさに頭を抱える日々だけど、勉強する姿勢をたやしてはいけないなと。むしろ勉強を積み重ねていくしかここから抜け出す術はないのだと。
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男と女で見えてる世界が違うんだよなーとか、女子校って一番人間として扱ってもらえた場所だったよなーとか、常々思っている私が、全く同じワーディングでヘルジャパンに対して物申してるアルテイシア先生に「お会いしたことありましたっけ?」並の共感の嵐。大人の女子校いつか参加したい!
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JJ(熟女)による赤裸々エッセイという感じで面白かった。
下ネタ満載なので子どもには勧められないが、図書館にもある。
女性として経験し見聞きしてきたことを、本人目線で怒りまくる。
そうだよ、女性は(男性も)バカにされたとき、モノ扱いされたとき、ネタにされたとき、もっと怒ってよいんだよ。
でも現実は黙ったり、驚いて思考停止したり、落ち込んだり、迎合したりしてしまう。そしてその状態が悔しくて涙する。
「普通の男性の感覚が麻痺してる、それがヘルジャパンの正体なのだ」と著者は言う。
女の体について男が品評する、性暴力の被害者が隙があってのではと責められる、国会議員はほとんどが男。そういうことが「普通」とされる社会。
ぴんとこない方、シオリーヌさんの動画をどうぞ。
あー、聞いたこと見たことあるよね、こういうこと。
と「普通」に思ってしまうことが、ヘルジャパンの状態なのです。
https://youtu.be/sp1e9hKZ97w
twitterタグ #性暴力を見過ごさない
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これからの女子のために、戦うんだーってとこが刺さりました。
何となくスルーする自分がいたので。
フェミニズムって聞くと身構えるところが私自身あったけど、アルテイシアさんの書きぶりはめっちゃ笑える!!
これまで何となく嫌だなと感じたことが、言語化してありそうだったのか!と思えました。
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「男性が、みずからの特権性や発言力を自覚した上で、それをよい方向に行使するということが大事。」人としての生き方を常にアップデートしていかないと、気がついたら「性差別の加害者」になってしまうかもしれない。
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アルテイシアさんにはいつも励まされています。
こんなにおもしろい文章で私を励ましてくれる人が、「両親共に遺体で発見されたという中二が濡れる」経験をされたなんて、身勝手な感想をお許しいただけるならば、人間って力があるんだと感じます。そして、そのアルテイシアさんが「フェミニズムに出会って長生きしたくなった。」とおっしゃるのは、本当に実感がこもっているのだと思います。
私は全然厳しい経験はしていないけれど、アルテイシアさんがおっしゃる「フェミニズムを勉強すると、世間の解像度が上がる」というのはとても実感しています。アルテイシアさんの記事を一つ読むだけでも解像度が1アップするし、上野千鶴子さんだって82年生まれキム・ジヨンだって解像度が上がりました。
最近、怒るべき時に怒ることができるようになってきた気がして、自分が大人になった自信のようなものを感じるし、それは自分なりにフェミニズムを勉強してきた成果なのかなと思っています。
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ちょっとおんなじ事の繰り返しが多すぎて…そりゃ大事なことは何回言ってもいいと思うけど、一冊にまとめるならもうちょいなんとかならなかったのか…
巻末の田嶋陽子氏との対談はとても良かったと思います。
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フェミニズムってどういうことなんだろう?のときに読んだ本。
最初に触れた本がこれだったのはラッキーでした。おかげでその後の読書ドミノにつながったと思います。
学術的な本をその後読みましたが、それを最初に読んでいたら①理解した気になってやらかす②理解しようとする意欲がなくなるのどちらかだったかも
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読む人によっては何が書かれてるか (バブル以降の昭和だった時の言葉とか、オタク用語が多い為)分からないかもしれない。
が、中身は着眼点が面白く、女である私でも気づかなかった事とか書かれていて、見方が変わるものがあった。
その為、より男性 (特に45〜60歳位の男性に)に読んでほしい。そして作中で出てくる動画を見てほしい。
へえ?!っていうのがあるはず。