投稿元:
レビューを見る
わが故郷の偉人、南方熊楠大先生がイギリスで謎を解く。イギリスの地理や時代、蘊蓄が大変面白い短編6本立てミステリ。敢えて難をつけさせていただくと、熊楠の話す”和歌山弁”が少し変で、しかも紀北っぽい。熊楠はこてこての南紀州弁でないとあかんわ。「ノーブルの男爵夫人」蘭クラブでのムカデ毒での殺人事件。「ムカデクジラの精」ケタキア、ケルトの伝説と相続がらみ殺人未遂。「巨人兵の棺」ケルトの古い遺体と屍蝋商人。「清国の自動人形」孫文拉致事件、救出解決。「妖精の鎖』コーンウォールのパスティが出てくる。巨石文化とレイラインを利用した殺人事件。「妖草マンドレイク」古代英国のカニバリズムについて、ローストビーフの話。
もろコナンドイルの子供用訳本的面白さ、楽しめた。
投稿元:
レビューを見る
ロンドン滞在中の南方熊楠がその知識を力に怪事件を解決する話。1,2話はちょっと「?」なところもあったが、話を重ねるにつれてどんどん面白くなった。6話で終わってしまったのが残念。
投稿元:
レビューを見る
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2013/02/post-38ea.html