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スパイダーマンの「再出発」日本語版第2巻。前巻でちょっとだけ顔見せのあったフリーク君が、名前通りの「フリーク」となってしまい、スパイダーマンの前に立ちはだかる。
このフリーク君、左右の瞳の色が違うってだけで「フリーク」呼ばわりされていたんだろうか?(ミュータントと比べれば万倍まともなのに―笑)しかも、メイ伯母さんやシェルターのボランティアたちからまで…あくまで蔑称ではなく通り名なんだろうけれど、誰か一人くらい本名知らなかったのかと。そんなんじゃ更正なんてとてもじゃないけど望めないよなぁ(笑)。
他にも、マヤの魔神と季節外れの大雪やら、市長選候補者がメナスに襲撃されるといったNYの危機を救って、ヒーローとしては(一応)活躍するものの、ピーター・パーカーとしての私生活は相変わらずいまいちパッとしないのが、実に「らしい」というか、「王道復古」を感じさせてくれる。
『ブランニュー・デイ』編は次巻で終わる様だけれど、原書を読んでない身としては、きちんと話がオチてくれるのか期待と不安を持って待ちたいところ。
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クリス・バチャロさんのアートの好きな方にはイチオシです。
今回はローガンことウルヴァリンがちょっと登場しスパイダーマンとの掛け合いが見れます、一見二人の仲は悪いように見えるけど、あれでローガンはスパイディのいない所では彼を誉めてるらしい…ツンデレか?
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スパイダーマン新章の続刊。1巻で広げた要素を使いながら話を進めていくのか…と思いきやヴィランのミスター・ネガティブは良いとして、味方ヒーローのジャックポットなどは全く出てこない要素が多くあり、新たな敵がどんどん増えていく。単発の敵を出していくのはヒーローものとしては純粋な面白さにつながりやすいとはいえ、もう少し1巻で使った要素を引き継いで使いながら話を進めてほしかった感が大きい。
そのため友人たちとの話やJJJとの話の方が読みごたえがあった。つまりピーターの素顔の話を重視しているということだろうが、両方を重視してほしいと思うところ。
ウルヴァリンとドクター・ストレンジが顔を出すが本当にい一瞬のゲスト参戦といった感じなのもいまいち物足りない。せめてウルヴァリンはその点の決着が付くまではいてほしかった。
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メナス周辺の話はもっと先になるのか、そこまで長期的な展開にする必然性はちょっと疑問。挿話的な短編はバチャロの大胆なアートが雪景色に映えて抜群で、本編よりもまとまりがいい。
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表紙はウルヴァリンメイン感出してきたけど、本編は1巻同様なかまの助けはほぼなくスパイダーマンが自力で頑張っており、不憫に思えてきた。そんなところもかわいくて大好きです。