投稿元:
レビューを見る
鬼滅の刃と仏教とを比較し、わかりやすく解説していただいた本です。一番、響いたのは、「喪失を否定しない、ごまかさない、そして人は成長していく」という点です。子どもたちへも、自分の失敗、弱さを認め、その上で、前を向いて生きていこう、と、話していきたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
読む前はいったいどう仏教と関連しているんだろうと思って読み始めました。読み終って、違う視点からも作品が楽しめるようになりました。
仏教の入門書にもぴったりです。
投稿元:
レビューを見る
始まりの呼吸の剣士の刀に刻まれた一文字、鬼舞辻無惨が求める不変、魘夢が見せた夢の正体…。人生を仏道として歩むお坊さんが、人気マンガ「鬼滅の刃」の根底に流れる仏教の教えを、独自の視点でやさしくひもとく。
なるほど~と、手元に漫画を置きながら読むとなおよいと思いましたが、借りて読んだので…。
投稿元:
レビューを見る
ずっと仏教について知りたいと思っていたところに、鬼滅という切り口で接しやすく置かれていた本書が気になり購入。鬼滅を最後まで読んだ人にしかわからない点も多いが、たしかに浄土真宗との共通点が多く、解説動画を見るように納得しながら読み進められた。
鬼滅の鬼舞辻無惨しかり、ハリーポッターのヴォルデモートしかり、不変を求める者が悪役であるストーリーなどを、少し仏教的視点で咀嚼できるようになった気がする。
日本人である自分に自然と仏教の考えが据え置かれていることにも気付いた。何度か読み返して、鬼滅を見返したりして、理解を深めたくなる。
投稿元:
レビューを見る
この本を読んでると、鬼滅の刃は仏教元にしてるとしか思えなくなる。
基礎的な話が多くて良い。印象に残る。
二河白道の話が知れてよかった。
投稿元:
レビューを見る
開眼して真理がみる仏(ブッダ)になろうというのが仏教。著者の鬼滅の刃好きが炸裂していて、仏教の説明自体もわかりやすく面白かった。観点がとにかく細かい。著者の言うように、鬼滅の刃の作者の仏教への理解が、意識的か無意識でかは分からないが確かに作品に反映されているんだなと思った。
投稿元:
レビューを見る
日本人に生まれ、田舎で育ったら、ほぼほぼ仏教と触れ合っている機会が多い。しかし、仏教、自分の家が属する宗派の考え方に触れる機会は、あまりない。
本書は、鬼滅の刃を題材に、仏教の成り立ちや考え方を提示してくれる。『こじつけちゃうか~』と思わないでもない部分はあるが、よくまとまっていて分かりやすいのは、鬼滅の刃自身の話のよさと著者の筆力の双璧だろう。