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鬼滅の刃を通して"生きる"ということを考えるきっかけを与えてくれる本
2022/04/21 06:24
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投稿者:rita - この投稿者のレビュー一覧を見る
心の傷を「人の生きるプロセスそのもの」と捉え、鬼滅の刃の登場人物を通して、さまざまな背景に即して、なぜそのような言動となるのかを精神科医の観点から丁寧に書かれていると思います。鬼滅の刃の世界観が独特であるからこそ、人物像や心理描写がはっきり浮かび上がり、心の傷とどう連れ添っていったらいいかが分かりやすくなっていると思いました。
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最近痛ましいニュースが多かったので、何となく読み始めてみましたが、鬼滅の刃の解説&考察本という感じです。
精神科の先生が著者だったので、もう少し踏み込んでメンタル面に寄り添った解決策等あると思いました。
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『鬼滅の刃』がテーマで、著者が名越さんだから、割と軽めの本を予想して読み始めたのだが(タイトルだって軽いし)、けっこうガチで精神分析とか心理学とかの本になっているぞ、これは。
すっかり『鬼滅の刃』にハマっている妻も「おもしろそう」って言っていたけれど、果たして「おもしろく」読めるかどうか。心理学的な素養がある程度ないと難しくて読めないってなるかも。
軽い気持ちで手に取らない方が無難かもしれません。
内容はおもしろい。
でもどうせなら、もっとふか~く切り込んでほしかったような気がします。
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読了。タイトルを見てうさんくさく感じて、手にとると、名越先生だったので、買った。漫画はまだ途中までなので、わからないところもあった。傷ついたまま生きることについて考えさせられた。
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心理学の本というよりも、鬼滅の刃を心理学的・心理分析的観点から考察した本という感じ。
名越先生の言うことが全て正しいとは限らないが、納得いく部分や新たな気づきとなった部分も多く、作品をまた別の角度から楽しめると思う。
作者の吾峠呼世晴さんがどこまで意図して描かれていたかは分からないが、鬼滅の刃という作品は奥が深く、つくづくすごいなと改めて感じさせられた。
漫画は一通り読んだが、また細かな部分にも注目しながら再読したいと思う。