投稿元:
レビューを見る
読み終えた後に、じんわりじんわり心が温かくなった一冊。
ちょっと最初は読み進めるのに苦労しました(笑)
リュウとリリーがうまくいってくれて良かった!
投稿元:
レビューを見る
2012/6/30読了。小川糸なんだけど、小川糸と初期の吉本ばななを足して2で割ったような?
女性向きだとは思うけど、弱っている心にやさしい作品だった。でも、「食堂かたつむり」のほうが、やっぱり好きかも。さらにいえば、「蝶々喃々」のほうが、個人的にはもっと好き。
そして、結構乱読するので、過去に読んだ作品のタイトルだけで内容を思い出すことの方が少ないのだけど、小川作品はちゃんと覚えていることに今気がついた。
どの作品も、読んでいる最中に風景や登場人物の映像がまるで見えているかのように頭に浮かぶから、なのかも、とこれもまた今日初めて思った。
投稿元:
レビューを見る
なにげない日常が物語になる、
と小川糸さんの作品はいつも教えてくれる。
ままごとみたいなふたりの恋も好感が持てた。
でも、ふたりはこのまま順調にいくのかな?
流星はちゃんと大人になれるのか、
リリーは、それまで待てるのか・・・。
オバサンは現実が心配になる(笑)
投稿元:
レビューを見る
この作者の男性が主人公の話を初めて読んだのですが
主人公のそれぞれの年齢がもつ葛藤が余りにもぱぱっと書かれていて、
あくまでも女性が想像する男子の青春、っといった雰囲気でしっくり来ませんでした。
おばあちゃんの菊さんが関わる辺りは全て素敵です。
投稿元:
レビューを見る
頼りない感じの主人公に少しいらいらしたのですが、
比べて自分はどうなんだと自問してすこし落ち込んだり、
菊さんの話に軽く涙したりしているうちに読み終わりました。
読後感最高、というわけにはいきませんでしたが、
読み進めるのが遅く、かつ飽きっぽい性格の自分が
往復の通勤時間3日分程度で読み終えたことを考えると、
さては結構引き込まれたのだな、と。
投稿元:
レビューを見る
主人公を含めて出てくる男性がうんざりするほど甘ったれの自己陶酔人間で、反対に女性は神々しい程立派すぎて、誰にも共感できなかった。
「喋々喃々」が良すぎて期待しすぎたかな?残念だ。
投稿元:
レビューを見る
なんか。。
一つ一つのシーンとか 言葉とかが
心の琴線に触れて
自然と 涙が流れてた。
家族も他人であり
そこにも人間関係っていう難しいものがあるんだなと改めて感じて
何があっても
繋がっていられる関係ってすごいことなんだなと気がつく。
小川糸さんて きっと
とても丁寧な方なんだろうなって思った。
投稿元:
レビューを見る
小川さんの本は数冊読んでいるが、あれ?という感覚を受けた。
悪くない。読み始めるとスラスラと自分に馴染んでいくのはいいけれど、そこまで深く残らなかったような気がする。
リリーと流星、菊さん、海。青春、生命、家族。
いろんな家族のつながり方はあるだろうけど、主人公の家族の描写が物足りないからかな。
投稿元:
レビューを見る
穂高で育つ蔦子とリュウ姉弟と夏休みを過ごすため、リリーは一人で東京にやってきます。
蔦子とリュウは年子。リリーは、蔦子と同級生ですが、関係性は彼らの叔母さんになります。
ちょっと複雑な家族の関係の中で、リュウは、リリーに恋をします。
穂高の自然、強くて優しい曾祖母の菊さんたちに囲まれて成長していくリュウたちが爽やかでした。
投稿元:
レビューを見る
初の小川糸。
穏やかにすぎていく物語。
人間関係が複雑だがそれはタイトルと関わるものなので、いたしかたないところ。
小川糸さんの作品に初めて触れましたが読みやすい文体であったように思います。
するするって読めます。
ただ、するすると読めすぎて少し残るものが少なかったかもしれません。
あと冒頭にある空の国の描写の効果が謎でしかないです…
投稿元:
レビューを見る
一つ一つの命をいとおしく思うような読後感。
ずーっと大切に思えるようなものに出会えれば幸せなんだな~って思う。
そんな事をしみじみと感じさせられるstory 。
投稿元:
レビューを見る
家族って面倒くさいしわかりあえないし悲しいような面映ゆい存在だ。主人公のように、思春期になると本当に家族が疎ましく感じて嫌悪感すら覚えてしまうもの。
でもやっぱり家族を作ることは希望なんだなって感じた物語。
小川糸の小説は押しつけがましくない希望で終わるところが好きだなぁ。
投稿元:
レビューを見る
小川糸さんは「食堂かたつむり」も「喋々喃々」も面白かったので
期待して読んだのだけど。
ううーん
ハートウォーミングと言えば言えるけど
なんか
いい話と思えば思えるけど、一回読んだらもういいかな。
主人公にまったく魅力が感じられなかった。
文章は丁寧で描写も細やかで好きなのだけど。
なんかちょっと
残念でした。
投稿元:
レビューを見る
小川糸サンの本ははじめて。
初めての作家サンって、身構えてしまう。
前半の子ども時代は淡々としすぎて、ウーン展開がなくてツマラナイ。。。、と思ったけど高校時代以降は一気に読めた。
読後は吉本ばななサンの本を読んだ時と同じようなら気持ちになった。
投稿元:
レビューを見る
大好きな作家の物語り、タイトルもステキ。
期待しすぎちゃったかなー。
これまで読んだ4冊すべてに共通する、ほわりとあったかな物語。
これもまさにそう。
おそらく著者は、菊さんに憧れて、りりーのようになりたいんだろうな。