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こんなに分厚い文庫なのに、一気に読んでしまった。
文庫は電車移動のための本なのに。。。
日本の美しい情景や色彩感、四季を感じさせてくれる
私にはちょっぴり大人な恋愛小説だった。
第1位、恋愛小説。
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すごく 心がほっこり温かくなる作品
食事や洋服 日々の暮らし日本文化の素晴らしさ
人との繋がり。。
小川糸さんの 繊細で丁寧な文章は
読み進める度に
静かで幸せな気持ちにさせてくれます*
登場するお店なども
実在するものみたいで
散策MAPが載っていて
行ってみたくなります♪
ちなみに。。
「喋々喃々」て
「小さい声で親しそうに語り合うさま、または男女がむつまじげに語り合うさま」
という意味なんだそう
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食堂かたつむりが良かったし、アンティークきもの屋さんに、美味しそうなご飯やお菓子に惹かれたのだけどけど。男女の恋物語はなぁ…。全体通して素敵だと思ったし、イッセイさんとのお別れにはうるっときたのだけど、春一郎さんはなぁ…うーん。
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東京・谷中でアンティークきもの店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる―少しずつふくらむ恋心や家族との葛藤が、季節の移ろいやおいしいものの描写を交え丁寧に描かれる。
読み終わったあと、『読み終わっちゃったぁ』って思ってしまったくらい、ずっとずっと読んでいたかった!
季節を大事にした丁寧な暮らしぶりがとても素敵でうらやましかった。憧れるなぁ〜あんな生活♪
谷根千には時々行くので、今度はこの本を参考にして行ってみようかな(´ω`)
2014.6.11再読
やっぱりこの雰囲気好きだ。
こんな風に丁寧に日々を過ごしたいけど私にはむずかしいから、糸さんの作品を読んで疑似体験しているのかも。
また谷中行きたいな〜。
2020.9再読
食べ物の描写が最高。
花火の音を聞きながら食べる鰻や冷たいおでん。お月見しながら食べるシウマイ弁当…たっくさん美味しいものが出てきて大好きな本。
だけど、不倫を描いてるんだよな…って読むたびに好きと嫌な気持ちが生まれてしまう。
『今は、先のことなど何ひとつ考えられない。このままでいいはずがないけれど、もう、前へも後ろへも、右にも左にも、身動きが取れない。』
妻の立場からしたら「不倫はダメ、ゼッタイ!」って感じなんだけど、、好きな気持ちにブレーキはきかないもんね…。
人の気持ちは永遠じゃないし。
でもでもやっぱり、妻や子供からしたらたまったもんじゃないな。
栞と春一郎さんの幸せより、春一郎さんの妻と、娘の小春ちゃんの幸せを願ってしまう。
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七草粥、平仮名書きの「きもの」、細かい所で心地よく読み始めたが、主人公の自己中にだんだんと気持ち良さが失せていく。
またいい表現があって低空飛行で持ち直し・・・という残念な感じで読了。食堂かたつむりは面白かったのに。
主人公の栞は、日常の細々したことを丁寧に自分の良いよう大事に暮らしていて、それはとてもよいのだが、人が絡むと、モノと同じくらいに身勝手。自分の目の前にいる相手の、向こう側の顔に思いを至さない。
不倫というのは嫌いな言葉だが、二股かけられている(かけている)と実は同義だと思う。出会いは避けられるものではないが、その後のやりようは、相手を大事にしたいなら、きちんとするべきなんじゃないかと思う。
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好きなもの、好きな人、好きな町、美味しい食事。
それが揃った彼女は幸せ。
何故かこの作品では、不倫がどろどろしたものでなくまるで純愛であるかのように感じてしまう。
すごく優しいのにすごく切ないお話。
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着物や四季の伝統行事の事が沢山出て来るので、私にとっては高評価に値します。
できたら、自分も下町で着物生活を送ってみたい、季節に合わせた食べ物を食べ、行事に参加する暮らしをしたい、そんな風に思える話です。
今、盛んにエコとかって言ってますが、してたんですよね日本人は。それも無駄なく、どちらかというと粋に格好よく。
そんな点でも参考になるし、できる事から自分もやろうと、改めて思った次第です。
とはいえ、主人公の新しい恋を喜んではあげられないので、0.5点位は減点かなぁ。
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不倫話とか嫌いだったけど、これはそうじゃなかったなぁ。
好きになっちゃった。
なんか、こう、ドロドロしてないのだ。
澄んだ水のようなの。
二人が、一度別れてしまうところは、何度読んでも泣いてしまう。
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読むのにすごーく時間がかかったのは、普段恋愛小説を読まないからか。
栞の丁寧な暮らし、素敵だなと思います。
和装で日常・・・うん、憧れ。
そしてイッセイさんがかっこよすぎるっ!
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静かな本でした。丁寧に丁寧に言葉が積まれている感じ。あまりに静かで心の機微に同調できると深く染み込むけど、この、タイミングじゃない!?みたいな時に読んだら評価はまた異なるだろうな。極端に感想の振り幅がある一冊。今回はとても切なく読めました!
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谷中でアンティーク着物屋を営む栞の、日々の生活や恋愛が描かれています。
実在するお店も登場したりして、どれも食べ物がとても美味しそう。
着物の事、食べ物の事、暮らしの事、どれも読んでいてほっこりとした気持ちになるのに、栞の恋愛に関してだけは、読んでいてずっといらいらとしていました。
人を好きになる気持ちは止められないし、栞の感情描写も丁寧で、よくわかるのですが、何というか、この人、自分の事しか考えていないな、という感じがして…。
でも、最後は、これで良かった、のかな。
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食べ物の描写がすごく美味しそう。主人公の繊細な気持ちに共感でき、私も自分の好きな人を大事にしたいと思える作品だと思う。
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谷中にあるアンティークきもの屋の女店主の四季と恋の話。歳時記を大事にしてちょっとした事に心を揺らす主人公がかわいい。谷根千に行ってみたいなぁ。落ちはハッピーエンドじゃなかったのは流れとしてはよかったけど、自分的にはその手前で終わってほしかった。
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主婦の私としては微妙な話です。
男って.....。
「ちょっと何で?」って思う所も数々ありましたが、やっぱりそうなって行くのでしょうね。その後も知りたいような、知りたくないような。
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淡々と進む感じの物語。
和と四季の雰囲気が強く出ていて、すごく情景が思い描きやすかった(o^o^o)ノ
物語に特に大きな波がないのが残念…かな?