1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
首相殺しの犯人にされてしまった青柳の逃亡劇です。その青柳が逃げるのを、何年も会っていなかった友人たちが手助けする……というのが、メインなんですが……。結構、はらはらする展開に。映画の方がよかったかな
投稿元:
レビューを見る
<覚書:Amazonから引用>
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
投稿元:
レビューを見る
伊坂作品で一番好きな本。
伊坂さんの作品はいつもそうですが、登場人物が個性豊かで面白い。
展開のスピード感がたまらないし、伏線の回収は気持ちいい。
伊坂作品だなぁ〜とほっこりできる感じもひしひしと。
ザ・監視社会はこの物語だけでなく、現実に起こりそうで怖い。
終わり方に好き嫌いが分かれるでしょうけれど、わたしはこの終わりで満足です。
この作品は再読してるし、DVDも何度か観たしで、一番のお気に入りです。
投稿元:
レビューを見る
前半ちょっとハマれなかったけど、後半は一気に読めました。巻末の解説にある伊坂さんの考えが興味深かった。私はまさに、彼がきっちりと風呂敷をたたみきるところが好きな所のひとつだったので。
投稿元:
レビューを見る
映画のおかげでイメージしながら読めたわ。
ずっと青柳は堺雅人でしかなかった。
もう一回映画見たいわ。
投稿元:
レビューを見る
「伊坂 幸太郎」文庫 勝手にランキング
★★★★★
死神の精度 魔王
★★★★
ゴールデンスランバー アヒルと鴨のコインロッカー
終末のフール
★★★
グラスホッパー オーデュボンの祈り チルドレン
砂漠 重力ピエロ フィッシュストーリー
未読
陽気なギャングが地球を回す
もし傾向が似ている人がいれば参考にてみて下さい
投稿元:
レビューを見る
2010/11/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2021/12/11〜12/20
11年ものの積読本。首相暗殺の濡れ衣を着せられた青柳雅春。本人には覚えの無い目撃情報が次々報道されて追い詰められる。逃げる青柳だが、オズワルドにされないよう起死回生の一手を打つが。
いやあ、面白い。伊坂ワールドらしい展開。青柳が助けたアイドルが最後に効いてくる伏線回収も見事。
投稿元:
レビューを見る
文庫化結構早かった気がする。
「逃げる」ことに執念を燃やした可哀想そうな良い人が主人公の逃亡劇。
普通に面白かった。映画も見てみたい。
車の中のメモとか、ちょっと、ぐっと来た。
・・・んだけど、ちょっとテンポが悪かった気がする。
叙述が多かったからかな。
投稿元:
レビューを見る
ここ最近、伊坂幸太郎の作風が変わった気がします。
まず、主人公を登場させる前に、設定を広げて伏線を張るのに100P弱を割いている。今までなら話を進めながら伏線を張るのが多かったので、初めは少し戸惑いました。
個人的には風呂敷を広げすぎたけど、広げるまでに時間をかけすぎた感が否めない。
伊坂幸太郎の作品のなかで映画化向きな作品だったわけですね。
伊坂作品が好きだからこそ、この評価です。
投稿元:
レビューを見る
『だと思った。』
本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した伊坂幸太郎の代表作の一つ。
ある日突然起こった、パレード中での首相の爆殺。
そして、その濡れ衣を着せられた主人公・青柳雅春。
巨大な陰謀に追われる青年の手に汗握る逃亡劇が始まる。
本編は第四部「事件」になります。
前3部「はじまり」「視聴者」「二十年後」でばら撒かれた伏線と
本編で時々交錯する過去の思い出とが逃走劇の中で次々と絡み合い、
「これがここで出てくるか!」と唸らされます。
セキュリティポッドによる情報収集、発砲をも辞さない圧倒的な暴力、
そしてマスコミによる情報の刷り込み・・・
この強大な黒幕から青柳は逃げ切ることができるのか?
結末は評価が分かれるかもしれませんが、
この疾走感溢れる一級エンタテイメント小説を書き上げた伊坂幸太郎に
『たいへんよくできました』
投稿元:
レビューを見る
どーしても読めない…
妹が伊坂幸太郎全巻集めてておもしろい!と勧めるので借りたものの…
どうしても1章から進めない(´Д` )
相性悪いかもしれない…
投稿元:
レビューを見る
事件の重大さ(仮にも首相殺害)と、それに巻き込まれて数奇な(というほど意外性もないが)運命を辿る登場人物たちが交わす軽妙(風)な言動のギャップが埋められないまま読了。タイトルのビートルズ曲は作中で「ただ流れただけ」といってもよい。バラバラになったメンバーの演奏を一人でつなぎ合わせるマッカートニー、というイメージが、大事件を通じてどこかでつながっているかも、といった事件とはあまりにかけ離れた感情に重なるつくりは、テーマの「本質感」に欠ける。物語としては悲劇でも絶望を描くものでもないのに、主人公たちの失ったものと物語のまとめ方のバランスがとれていないように感じる。その根源を「巨大な陰謀」というからには、どんなに挑戦的な構成を取るとしてもやはり鮮やかな解決(カタルシス)が欲しい。主に事件に巻き込まれるサークルのメンバーよりも、ヒロインの友人の彼氏とか、事件の視聴者にすぎなかった入院中の男とか、昔のバイト先の社長の息子とか、以前助けたアイドルとか、あんまり物語の中核とは関係のない人々の活躍の方が目立つし物語としても重要という点で、この物語にはあまり練り込まれた人物像というものが感じられない。
投稿元:
レビューを見る
映画を見て、それがすっごく面白くて文庫本が出るのを楽しみにしてたので、早く読みたいです( ^o^ )!
投稿元:
レビューを見る
•情景が思い浮かべやすく感情移入しやすいため、ハラハラドキドキしながらテンポ良く読み進められる。
•伏線が多く張られており、それらのストーリーがきちんと回収されるこれまでの伊坂作品とは違い、最後まで解決していないであろう伏線がある。
•すっきりとした終わり方ではない。
投稿元:
レビューを見る
出だしは、あれ?今回はあんまり面白くないのか?と思ってたけれど、読み進めている間に止まらなくなってしまった。
お父さんが何か格好いい。最初はそれはいきすぎだろう…と思ったけれど、だと思った。とお父さんのセリフには思わず涙。
森田さんのキャラもいいだけに何だか勿体ない。
ここまで行き過ぎた事件は無いにしても、やっぱり関わりの無い一般人はニュースとかで報道されていたら、信じてしまうよなぁと思ってしまった作品。